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 東京都西多摩郡瑞穂町の軍事遺跡一覧 収録遺構数:18 


 陸軍飛行実験部
 (陸軍航空審査部)


 所在
  瑞穂町
  箱根ヶ崎 ほか

 収録遺構 (16)
  軍用地境界標 16

 実地調査
  2007年 6月

  2007年時点の詳細をご紹介します





飛行実験部は、航空機や航空兵器などの研究と実用試験を行う目的で1939年(昭和14)に新設されました。新設当初は航空機の開発や製造の重要拠点であった立川におかれていましたが、多摩飛行場が完成すると隣接地に移転し、航空審査部に改編されました。

ここでは、航空機の飛行試験やエンジン・航空機関砲などの性能検査を行い、検査を経て飛行部隊に配備・実装されました。

現在、敷地跡の大半がアメリカ軍の横田基地となっていますが、敷地の北側に設置されていた射撃試験場の軍用地境界標が残っています。

 所沢陸軍飛行学校
 狭山分教所

 (陸軍航空士官学校
  狭山分校)


 所在
  入間市狭山台 ほか

 収録遺構 (2)
  地下施設 2

 実地調査
  2022年 8月
  (継続調査中)









所沢陸軍飛行学校は、航空機の操縦に従事する航空兵科の将校・下士官の教育を目的として、この前身である陸軍航空学校の改称で1924年(大正13)に発足しました。その後、軍備拡張が続いたことにより、所沢飛行場だけでは手狭となり1934年(昭和 8)に分教所が狭山台に設置されました。

ここでは操縦の基礎や偵察等の訓練が行われていましたが1937年(昭和12)に陸軍士官学校の組織が改正されて航空士官学校が発足すると、その分校として終戦まで使用されました。

跡地は入間市に位置していますが疎開弾薬庫が野山北・六道山公園内に残っています。


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