所沢陸軍飛行学校 狭山分教所 (陸軍航空士官学校 狭山分校)
所在 入間市狭山台 ほか
収録遺構 (12) 建物基礎 5, 軍用地境界標 2, その他 5
実地調査 2019年 5月
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所沢陸軍飛行学校は、航空機の操縦に従事する航空兵科の将校・下士官の教育を目的として、この前身である陸軍航空学校の改称で1924年(大正13)に発足しました。その後、軍備拡張が続いたことにより、所沢飛行場だけでは手狭となり1934年(昭和 8)に分教所が狭山台に設置されました。
ここでは操縦の基礎や偵察等の訓練が行われていましたが1937年(昭和12)に陸軍士官学校の組織が改正されて航空士官学校が発足すると、その分校として終戦まで使用されました。
現在、跡地は武蔵工業団地や農地・住宅などに変遷していますが、わずかに遺構が残ります。
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