埼玉県さいたま市の軍事遺跡一覧 収録遺構数：12

新和陸軍飛行場  (論田陸軍飛行場)  所在 　 岩槻区高曽根 ほか  収録遺構 (11) 　 建物基礎 5, 　 その他 6  実地調査 　 2019年 1月 　  新和飛行場は東京周辺の防衛を目的に1944年(昭和19)7月に建設が開始され、わずか2ヶ月という短い期間での完成を予定していたものの、悪天候や建築資材の不足などで工事が遅延し、1945年(昭和20)8月に完成しましたが、実際に使われることはありませんでした。 現在、跡地は農地やしらこばと水上公園などに変遷し、当時の面影がありませんが、飛行場の南西端にあたる農地内に当時の格納庫や兵舎の基礎部分が残存しています。  東京第一陸軍造兵廠  大宮製造所  所在 　 北区日進町 1 ほか  収録遺構 (1) 　 その他 1  実地調査 　 2013年 2月 大宮製造所は、十条台におかれていた東京第一陸軍造兵廠内の第二製造所の拡充を目的として1939年(昭和14)に開設されました。 ここでは、光学兵器の製造・修理などが行われ約 125,000坪の広い敷地の中に事務所や工場の建物などが22棟建てられ、約 6,000人の工員が終戦まで作業に従事していました。 現在、跡地は陸上自衛隊の大宮駐屯地となっており、当時の建物は残っていないようですが、敷地の南西端付近に当時の排水溝と考えられる古いコンクリート製の遺構が残っています。 (間違っていたらゴメンナサイ・・・▲)

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