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 大阪府交野市の戦争遺跡一覧 収録遺構数:7 


大阪陸軍造兵廠
枚方製造所
私市地下軍需工場


 所在
  交野市私市

 収録遺構 (1)
  地下壕 1

 実地調査
  200712





私市地下軍需工場は、枚方市に設置されていた大阪陸軍造兵廠枚方製造所の防空対策として、設備群を分散疎開させ、兵器製造機能の維持を図るために構築された地下工場です。

この地下工場では、瞬発信管や導火薬・九七式曲射榴弾薬の製造が計画され、1944(昭和19)終わりに掘削が始まりました。

工場の規模は、完成面積 2,610u・坑道総延長
 545mとなる予定でしたが、完成を見ず終戦を迎えました。

東京第二陸軍造兵廠
香里製造所
星田軍用線


 所在
  交野市星田北 7
    ↓
  枚方市香里ヶ丘 4

 収録遺構 (6)
  軍用地境界標 5,
  その他 1

 実地調査
  2008 2
  2009年時点の詳細をご紹介します


京奈:香里製造所の遺構も見れるで★軍用線を歩く場合は、
星田駅から京阪電車の
枚方公園駅を目指すと
いいと思いますよっ★

戦時中、片町線 (:学研都市線)の星田駅より枚方市におかれた香里製造所へ向かって軍用の引込線が敷設されていました。

軍用線は、1941(昭和16) 9月に開通し、大阪造兵廠枚方製造所と京都におかれた同廠の宇治製造所からの砲弾・爆弾の資材搬入や香里製造所から京都の祝園火薬貯蔵庫へ向けた完成品の搬出に使用され、鉄道による砲弾の生産工程と搬送するネットワークが確立されていました。

終戦と同時に軍用線は役目を終えて廃線となり線路は撤去され、現在は道路になっていますが星田北 7丁目周辺を中心に、軍用線の跡と判る盛土や軍用地境界標が残存しています。

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