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 愛知県安城市の戦争遺跡一覧 収録遺構数:7 


河和海軍航空隊
岡崎分遣隊

 (岡崎海軍航空隊,
  第一岡崎海軍航空隊)


 所在
  安城市橋目町

 収録遺構 (1)
  その他 1

 実地調査
  2015 4





岡崎分遣隊は、航空機を整備する兵員の養成を目的として1944年(昭和19)に河和海軍航空隊の分遣隊として設置されました。

ここでは、練習機を使用した整備訓練が行われその後は独立して岡崎海軍航空隊となりますが直下の上郷分遣隊と、名古屋海軍航空隊岡崎分遣隊が独立すると、これらを区別するために第一岡崎海軍航空隊に改められました。しかし太平洋戦争の末期は訓練が凍結され伊豆半島や三河湾の防衛陣地の構築に従事したようです。

現在、跡地の大半は農地に変遷していますが、橋目霊園内に防空監視塔が残っています。

第二一〇海軍航空隊


 所在
  安城市東端町

 収録遺構 (6)
  門柱 1,
  建物 2,
  地下施設 2,
  その他 1

 実地調査
  2015 4
  2015年時点の詳細をご紹介します





第二一〇海軍航空隊は、太平洋戦争での戦局が悪化したことに伴い飛行兵の拡充を目的として1944年(昭和19) 9月に開設されました。

ここでは、多機種の飛行機を操縦出来るように零戦紫電月光彗星など、各種の新鋭機を配備して、慣熟させるための錬成訓練が行われましたが、開設から 3ヵ月経った同年12月にはアメリカ軍による名古屋地区への空襲が始まり航空隊の位置づけが錬成部隊から作戦部隊へと変更され名古屋周辺の防空任務にあたったほか沖縄方面の特攻作戦にも参加しています。

現在、跡地のほとんどが農地となっていますが当時の遺構が残存しています。


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