大和海軍航空隊 柳本飛行場
所在 田原本町東井上
収録遺構 (1) 飛行機掩体 1
実地調査 2007年 7月
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柳本飛行場は、大和海軍航空隊の飛行場として1944年(昭和19)9月より工事が開始され、全長1,500メートル・幅100メートルの主滑走路が1本と工事途中の滑走路が3本設置されました。翌年の7月には、約50機の飛行機が戦闘配備につき、本土決戦に突入した場合は海軍航空隊の最重要基地となる予定でした。
飛行場敷地のほとんどは天理市ですが、一部が田原本町に跨っており、東井上(ひがしいね)を流れる西門川(さいもんがわ:柳本飛行場建設で造られた放水路)が、西から北へ流れを大きく変える場所付近の畑に飛行機を格納した掩体の基礎部分が 1つ残っています。
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