横須賀海軍鎮守府 第一特攻戦隊 和歌浦基地
所在 下田市三丁目
収録遺構 (3) 地下壕 3
実地調査 2021年 4月
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第一特攻戦隊は、太平洋戦争の戦局が圧倒的に劣勢となったことにともない本土決戦に備えて編成された特別攻撃隊で、上陸のため接近する敵艦船に対し「震洋」や「海龍」・「蛟龍」・「回天」などの兵器を配備して攻撃を行うため房総半島や三浦半島・静岡県の東部を主として特攻基地が配置されました。
そのなかで和歌浦基地は第一特攻戦隊の傘下におかれた第五十七震洋隊が配備につき、多くの施設が構築途中としながらも「震洋」が実際に配備されたようです。
現在、跡地は下田海中水族館などになっており封鎖された「震洋」の格納庫が残っています。
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横須賀海軍鎮守府 第一特攻戦隊 柿崎基地
所在 下田市柿崎 ほか
収録遺構 (2) 地下壕 2
実地調査 2021年 4月
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第一特攻戦隊は、太平洋戦争の戦局が圧倒的に劣勢となったことにともない本土決戦に備えて編成された特別攻撃隊で、上陸のため接近する敵艦船に対し「震洋」や「海龍」・「蛟龍」・「回天」などの兵器を配備して攻撃を行うため房総半島や三浦半島・静岡県の東部を主として特攻基地が配置されました。
そのなかで柿崎基地は、第一特攻戦隊の傘下におかれた第六海龍隊と数隻の「海龍」が実際に配備されたようです。
現在、跡地はハリスの小径などに変遷しており「海龍」の格納庫をはじめとした地下壕が残存しています。
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陸軍独立混成第三十六連隊 抵抗拠点陣地
所在 下田市白浜 ほか
収録遺構 (2) 地下壕 2
実地調査 2021年 4月 (継続調査中)
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独立混成第三十六連隊は伊豆半島の南部地域の防衛を目的として1945年(昭和20)に編成され下田市内に本部が設置されたようです。
隷下部隊の多くが進出中で終戦を迎えたようで詳細は不明ですが下田市から東伊豆町にいたる沿岸に抵抗拠点となる陣地が構築されました。
現在、調査を継続していますが白浜海岸周辺に上陸を阻止するための洞窟陣地が残っており、一部は見学することが出来ます。
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