傷兵院 箱根療養所 (傷痍軍人箱根療養所)
所在 小田原市風祭
収録遺構 (4) 建物 3, 地下壕 1
実地調査 2006年 9月
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傷兵院は、戦争などにより負傷したり、病気にかかって復帰出来なくなった陸・海軍の軍人に対し、十分な恩給を支給する一環として、その処遇を保護する目的で1906年(明治39)に前身の廃兵院が東京の巣鴨におかれたことが始まりでその後、法律の改正に伴って「傷兵院」に改称されて、施設を拡大するため1936年(昭和11)に小田原へ移し、終戦まで運営されました。
戦後は、国立箱根病院が引き継ぐ形で傷兵院は廃止されて現在に至り、病院内に当時の遺構がいくつか現存しています。なお、遺構の見学は患者さんのご迷惑にならないように配慮をして行うようにしてくださいね★
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