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  傷兵院 箱根療養所 (傷痍軍人箱根療養所)

 戦争遺跡詳細

 本館建物



 【所在】
  小田原市風祭
  (国立箱根病院内)

 【分類】
  建物




国立箱根病院内に残存しています。

これは、傷兵院の本館として使われた建物で木造の 2階建て構造となっており屋根部分に小さな塔を持つゴシック様式の要素を含んでいます。内部は、壁に張られたクロスや照明器具・ドア部分の金具など、当時の輸入品が残っているようですが、非公開が原則ということで見ることは出来ないようです。また、
 2階部分の一室に当時の貴重な資料が残っているとのことです★


 講堂建物



 【所在】
  小田原市風祭
  (国立箱根病院内)

 【分類】
  建物




国立箱根病院内に残存しています。

これは、傷兵院の講堂として使われた建物で木造の平屋構造ですが本館の建物に類似した造りになっています。講堂内では、たびたび入院者への慰問の催しを開いたり、映写機を使って映画を上映したりしていたそうです。

残念ながら、本館と同様に建物内は非公開が原則ということですが、乃木希典大将が揮毫した「上薬娯神」が現在も内部に掲げられているそうですっ★


 御影奉安所



 【所在】
  小田原市風祭
  (国立箱根病院内)

 【分類】
  建物




国立箱根病院内に残存しています。

これは、天皇・皇后の写真を安置するための建物で、一般には奉安殿と呼ばれています。

建物は、基本部分が石で造られており、屋根部分と入口の扉に木が用いられています。


 防空壕



 【所在】
  小田原市風祭

 【分類】
  地下壕






国立箱根病院の北西側にある山の斜面に残存しています。

内部は基本的に素掘り構造ですが、入口部分より数メートルの区間だけはコンクリートが捲かれ補強されています。坑道は、おおむねS字型で岐路を持たず、部屋のような空間が
 3つあり、電線を引き込んでいた跡や温泉を引き込んでいたと思われる鉄管が残っており総延長は67mを計測しています。

この地下壕の用途は解っていませんが、棲息部分や付帯するものが内部に残っていることなどから、空襲に備えた防空壕ではないかと推測しています。

現在、地下壕は放置されていますが、両側の入口は封鎖されていないため、内部の見学が可能となっています。


祐実:風通しがいいですねっ★ 内部に残る鉄管は当時の
ものなのかが非常に微妙
ですね・・・▲

この他に大量のガーゼや
木・竹なども残っており
坑道は崩落が無く丁寧に
造られていましたよっ★

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