陸軍第十三師団 歩兵第五十連隊
所在 松本市旭 3
収録遺構 (5) 建物 2, 門柱 1, 軍用地境界標 1, その他 1
実地調査 2020年 7月 (継続調査中)
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歩兵第五十連隊は、日露戦争中に増設された第十三師団に隷属する基幹部隊として1905年(明治38)に編成され、松本市内に新設された兵営に転営しました。
大正時代に入り南満州の駐在を経てシベリア出兵にも従事し、その後は山地縦走訓練にも成功して山岳部隊として名を馳せました。
昭和時代に入ると第十四師団を経て第二十九師団に所属が変更され中国戦線の主要作戦に参加し、太平洋戦争では南方作戦に従事するためテニアン島に転進しアメリカ軍と激戦を繰り広げました。
現在、兵営の跡地は信州大学に変遷しておりキャンパス内に当時の遺構が残っています。 |