遺構詳細 |
地下壕
【所在】 鎌倉市上町屋
【分類】 地下壕 |
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深沢市営住宅・天満宮の前をはしる狭い路地沿いに残存しています。
地下壕は素掘り構造で、坑道はF字型を呈す小規模なものですが、床面がコンクリートで構築されている部分があり、据え付けた跡が確認出来ます。
構築経緯は、現在のところ解っていませんが深沢分工場の直北に位置していることもあり工場の遺構である可能性が非常に高いです。
現在は、入口が全て塞がれてしまったため、内部に入ることが出来なくなりました・・・ |
地下壕
【所在】 鎌倉市寺分
【分類】 地下壕 |
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深沢市営住宅付近に残存しています。
この付近で入口部分を複数確認出来ますが、いずれもブロックで封鎖されており、内部の詳細は不明です。
入口がいずれも大きいことや、深沢分工場の直北に位置していることなどを考察すると、地下工場や貯蔵施設に使う目的で掘削された可能性があります。
| 深沢分工場の地下工場は この東方の笛田・梶原が メインだったそうですが 発見出来ていません▲
あたりをつけましたが、 なんせ藪が深くて・・・ |
私の予想は、笛田3丁目 梶原4丁目にある低山と 睨んでいますが・・・
ご存知の方は、是非とも ご教示くださいませ★ (-人-)オネガイシマス | |
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地下壕
【所在】 鎌倉市長谷 5
【分類】 地下壕
地下壕は私有地につき 具体的な住所の公表は 差し控えますね■
地下壕を見学する際は きちんと土地所有者に 許可を取るようにして くださいね m(_ _)m (入口脇のお宅です★)
内部は湿気が多いため 水没箇所やぬかるみが 沢山あります▲
無理な深入りは絶対に しないでくださいね▲
ぬかるみ部分に嵌ると 最悪は自力での脱出が 不可能になりますよ!
ちなみに、ここで私は 何回も辛い目に遭い、 その都度大変でした▲
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長谷方面から佐助稲荷を経由して銭洗弁天に続く路地に残存しています。
地下壕は素掘りで、段丘をうまく使っている構造となっており、高低差のある坑道に対し階段や斜坑を有して接続する連絡坑がアミダくじ状に展開しており、内部には電線の跡や排水溝などが残っています。なお、1997年 (平成 9)の調査では434メートルの総延長を測りましたが、近年の調査で坑道の一部分が埋め戻されていることが判り、全体の半分が立ち入り出来なくなりました。
地下壕の用途は判っていませんが、分工場の地下工場が掘削されたとされる笛田・梶原に近く、内部の構造も視野に入れると分工場に関係した遺構である可能性がありそうです。また、土地を所有する方に話を伺ったところご親族の方がこの壕の掘削に関わっており、「海軍で使用する物資を貯蔵する目的で掘り貯蔵庫として実際に使用されていた」という話をしてくれました。地下壕の位置を見ると周辺は谷戸になっており、これまで見てきた地下貯蔵庫の構築パターンにも一致するので海軍の貯蔵施設に間違いなさそうです。
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地下壕
【所在】 鎌倉市岡本 2
【分類】 地下壕 |
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市立玉縄小学校の北東に位置する低山に残存しています。
地下壕は素掘りで岐路のない50メートル程の坑道が等間隔に数本展開しています。
構築経緯は、現在のところ解っていませんが入口部分が比較的大きいことや、坑道延長があること・深沢分工場に近いことなどから、地下工場や貯蔵施設に使う目的で掘削された可能性があります。また、排出されていない土屑が内部に多く残っており、掘削の途中で終戦を迎えたものと思われます。
現在、一部の入口は金網で塞がれていますが見学出来る坑道も残っています。なお、探訪時期が夏場だったということもあり、草木が生い茂っていたため、他にも坑道が存在する可能性が高いです。
| 岡本・玉縄・関谷周辺は 調査精度が悪かったので 近いうちにリトライする 予定です♪
周辺情報をお持ちの方は 是非、ご教示ください★ (-人-)オネガイシマス |
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地下壕
【所在】 鎌倉市岡本 1
【分類】 地下壕 |
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大船観音の北西にある山に残存しています。
地下壕は素掘りで岐路のない20メートル程の坑道が数本展開しています。
構築経緯は、現在のところ解っていませんが深沢分工場に近いので、これに関連していた可能性があります。なお、入口は私有地内にあるので、具体的な住所の公表は差し控えさせてくださいね■ |