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  陸軍第一四〇師団 抵抗拠点陣地

 遺構詳細

 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市腰越 1

 【分類】
  地下壕









恵風園胃腸病院の西に位置する低山に残っています。

陣地内部は、素掘りで階層構造になっており階下部分は深く水没して奥に進めませんが、
115メートルの坑道延長を計測しています。なお、水没部分の坑道は相模湾に向かい掘削されているので、狙撃口があったものと推測しています。

おそらく、七里ヶ浜からの上陸に備えて構築された抵抗拠点の1つであると思われます。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。

 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市腰越・津

 【分類】
  地下壕







湘南モノレールの西鎌倉駅の南、県道306号沿いの低山の中腹部に残存しています。

陣地内部は素掘り構造で、県道306号に向け銃眼が構築されています。銃眼部分の背面に入口があったと思われますが、擁壁の一部となっているため、外側から確認出来ません。なお、延長は44メートルを測っています。

おそらく、腰越・七里ヶ浜からの上陸に備え構築された抵抗拠点の 1つと推測しており、アメリカ軍の進軍ルートに県道306号が予想されていたものと思われます。

 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市岩瀬

 【分類】
  地下壕









大長寺の西側に位置している低山に残存しています。

陣地内部は素掘り構造で、電線を引き込んだ跡や、掘削時に出た土を外へ排出するために使用されたトロッコの線路跡が残っており、最北部分は掘削途中であったと思われます。なお、延長は107.2メートルを測りました。

ここは、市内南部の各海岸方面からの道路が集約する場所なので、上陸後のアメリカ軍を迎撃する目的で構築された抵抗拠点であると思われます。

 地下壕



 【所在】
  鎌倉市大船

 【分類】
  地下壕








鎌倉街道沿いにある民家の敷地内に残存しています。

内部は素掘り構造で、坑道はT字型を呈し、坑道延長は68メートルを計測しました。

この地下壕の構築経緯は解っていませんが、坑道の幅と高さが一般的な洞窟陣地に比べて大きいので、抵抗拠点としてではなく、別の使用目的があったものと推測しています。

残念ながら、現在は唯一の入口が木で塞がれ内部の見学が出来なくなりましたが、坑道はこのまま残るものと思われます。

 軍用防空壕



 【所在】
  鎌倉市大船

 【分類】
  地下壕







大船警察署の南に位置する住宅街横の山林に残存しています。

内部は素掘り構造で、坑道はU字型を呈し、側面に部屋のような空間が2つ備わっており防空壕の典型であることが判ります。また、坑道に緩い傾斜がつけられており、排水溝も設けられ、素掘りとはいえ丁寧に構築されています。

この周辺に軍の展開が認められる洞窟陣地が構築されていることもあり、軍用の防空壕である可能性が極めて高いです。

 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市笛田 3

 【分類】
  地下壕











夫婦池公園を囲む山林内に残存しています。

内部は素掘り構造で夫婦池公園の前をはしる道路に向けて狙撃口が設けられていますが、崩落しており入口付近も水没が著しいです。なお、坑道総延長は92.5メートルを計測しています。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。


 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市笛田 3

 【分類】
  地下壕











夫婦池公園を囲む山林内に残存しています。

内部は素掘りで坑道が複雑に入り組んでおり総延長は497.2メートルを計測し、現時点で市内最大の規模をもっています。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。


 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市笛田 3

 【分類】
  地下壕








夫婦池公園を囲む山林内に残存しています。

内部は素掘り構造で夫婦池公園の前をはしる道路に向けた狙撃口と考えられる部分や兵員待機所などが設けられており、坑道総延長は108.7メートルを計測しています。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。


 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市笛田 3

 【分類】
  地下壕




夫婦池公園を囲む山林内に残存しています。

内部は素掘り構造のようですが、残念ながら入口が土砂で埋まりかかっており、奥の方も水没しているため内部の状態は不明です。

現在は放置されている状態が続いていますがこの状態のまま残るものと思われます。

 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市笛田 3

 【分類】
  地下壕




夫婦池公園を囲む山林内に残存しています。

内部は素掘り構造のようですが、残念ながら入口が土砂で埋まりかかっているうえに竹が隙間に投げ込まれており内部に入れず状態は不明です。

現在は放置されている状態が続いていますがこの状態のまま残るものと思われます。

 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市植木

 【分類】
  地下壕











龍寶寺の背面にあたる山の中腹に残ります。

内部は素掘りで階層構造になっており、鉄製フックや碍子などが残されています。また、一部の入口は爆風が直接壕内に入らないよう鍵の手状に塹壕が設けられており坑道延長は188.5メートルを計測しています。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。


 洞窟陣地



 【所在】
  鎌倉市植木

 【分類】
  地下壕







旧石井家住宅の裏手にあります。

内部は素掘りで、位置的に横井戸の可能性もありますが、坑道が枝分かれしていることと古い木片・釘などが残ることから陣地の 1つかもしれません。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。

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