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  東京第二陸軍造兵廠 香里製造所

 戦争遺跡詳細

 仕上室



 【所在】
  枚方市香里ヶ丘 3

 【分類】
  建物




市立開成小学校の南をはしる県道沿いに残存
しています。

この建物は、製造所の仕上室として使用され
煉瓦と鉄筋コンクリートで造られていますが
戦後に増改築が行われており、原形を留めて
いない状態になっているようです。しかし、
増築部分が外部から何となく判り、おそらく
当時は平屋構造であったと思われます。

現在は、スーパー「こもれび生活館」に活用
されており、団地内で生活されている方々で
賑わっています。

 収函室



 【所在】
  枚方市香里ヶ丘 3

 【分類】
  建物




市立開成小学校の南をはしる県道沿いに残存
しています。

この建物は、製造所の収函室として使用され
鉄筋コンクリートで造られています。ここも
改装されているようですが、仕上室の建物に
比べると原形を留めているように見えます。

現在、建物は小児科医院に使用されており、
香里団地内の医療機関として利用されている
ようです。ちなみに、団地にお住まいの方を
対象に香里製造所の存在について聞き込みを
してみましたが「知らない」と回答した方が過半数でした。もう少し、地域の歴史を理解
してもらえたらと思いました▲


 汽罐場煙突



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 8-4
  (妙見山配水池内)

 【分類】
  その他




妙見山にある浄水場内にあります。

ここには、火薬を乾燥させるための汽罐場が
おかれていましたが、現在はその一部である
コンクリート製の煙突部分だけが残っており
遠くから見ることが出来ます。

煙突は水道局の敷地内にあるため、立ち入り
出来ませんが、配水池の入口に案内板が設置
されており、枚方市で保存している旨が記載
されています。

ここは見学させてもらえるのでしょうかね?
近いうちに問い合わせてみます♪

 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 2-13付近

 【分類】
  軍用地境界標




桜公園の北側入口横に残存しています。

標柱は花崗岩製で、正面には「陸軍用地」の
文字が明朝体で刻まれており、左の側面には
通番である「二五」が入り、上部には敷地の
境界線を示した印が入っています。

現在、標柱に対する案内板はありませんが、
区画されているようなので、このまま残ると
思われます。


 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 2-13付近

 【分類】
  軍用地境界標




桜公園の北側入口付近に残存しています。

標柱は花崗岩製で、下部は埋もれていますが
正面は、明朝体で入った「陸軍用」の文字が
読み取れるので「陸軍用地」と入っていると
断定しています。また、上部は敷地境界線を
示した印が入っています。なお、側面部分の
通番は確認出来ませんでしたが、土中部分に
漢数字が記載されているものと思われます。

現在、放置されている状態ですが、このまま
残ると思われます。

 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 2-13付近

 【分類】
  軍用地境界標




桜公園の北側入口付近に残存しています。

標柱は花崗岩製で、正面には「陸軍用地」の
文字が明朝体で刻まれており、左の側面には
通番である「二七」が入り、上部には敷地の
境界線を示した印が入っています。

現在、放置されている状態ですが、このまま残ると思われます。

 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 2-13付近

 【分類】
  軍用地境界標




桜公園の東側をはしる狭い道路の脇に残って
います。

標柱は花崗岩製で、下部は埋もれていますが
正面は、明朝体で入った「陸軍用」の文字が
読み取れるので「陸軍用地」と入っていると
断定しています。また、上部は敷地境界線を
示した印が入っています。なお、側面部分の
通番は確認出来ませんでしたが、土中部分に
漢数字が記載されているものと思われます。

現在、放置されている状態ですが、このまま
残ると思われます。

 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 2-13付近

 【分類】
  軍用地境界標




桜公園の東側をはしる狭い道路の脇に残って
います。

標柱は花崗岩製で、正面には「陸軍用地」の
文字が明朝体で刻まれており、左の側面には
通番である「三二」が入り、上部には敷地の
境界線を示した印が入っています。

左の写真は、同市のyoshi-da先生に提供していただきました♪ありがとうございますっ!ちなみに、2014年11月の撮影だそうですっ★新しくフェンスが設置されたのですね〜(驚)

 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 1

 【分類】
  軍用地境界標




桑ヶ谷公園の東側の斜面に残存しています。

標柱は花崗岩製で、正面には「陸軍用地」の文字が明朝体で刻まれており、左の側面には通番が入り、上部には敷地の境界線を示した矢印が入っています。

現在、標柱は放置されていますが、このまま残るものと思われます。

 軍用地境界標群



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 1

 【分類】
  軍用地境界標








桑ヶ谷公園の東側の斜面に残っており 9つの標柱を確認しています。

標柱は花崗岩製で、このうち一部は下部分が埋没していますが正面部分に「陸軍用地」の文字が明朝体で入っており、側面部分に通し番号を表す数字が刻まれています。さらに、上部には敷地の境界部分を表す矢印が入っています。

現在、標柱は放置されていますが、このまま残るものと思われます。

 関連遺構



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 1

 【分類】
  その他




桑ヶ谷公園内に残存しています。

この遺構の詳細は判っていませんが、円形のコンクリート製で、当時の敷地内に位置していることと、高台方面に向けられていた跡があることなどから当時の排水溝か蒸気管ではないかと推測しました。

現在は放置された状態ですが、周辺の軍用地境界標とともに残るものと思われます。

 関連建物跡



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 10

 【分類】
  建物基礎




香里ヶ丘南公園内に残っています。

この遺構の詳細は判っていませんが、材質が古いコンクリートであることや、その範囲が大きいこと・当時の敷地内にあることなどの観点で当時の建物基礎部分であるものと推測しました。

現在は公園内に放置されており、公園の修繕工事などが行われなければ、このまま残ると思われます。

 関連遺構群



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 10

 【分類】
  その他








香里ヶ丘南公園内に残っています。

この遺構の詳細は判っていませんが、当時の建物と推測した建物基礎付近に位置していることから、これらも当時の遺構であるものと推測しました。

現在は公園内に放置されており、公園の修繕工事などが行われなければ、このまま残ると思われます。

 蒸気管



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 4

 【分類】
  その他




観音山公園内に残存しています。

これは、地中に埋まっていた当時の蒸気管で円形のコンクリートで造られています。また接合部分に金属が使用されています。

現在、案内板などは設置されていませんが、公園の修繕工事などが行われない限りは残るものと思われます。

 軍用地境界標群



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 4

 【分類】
  軍用地境界標






観音山公園の南側の崖に残っており、 5つの
標柱を確認しています。

標柱は花崗岩製で、殆どは上部が切断されて
記載文字が残っていない状態ですが、一部の
側面部分に通番と思われる漢数字が刻まれて
いるため、軍用地境界標と断定しています。

観音山公園は、崖上にあるということもあり
完全に調べられていないので、これらの他に
標柱が残存している可能性があります。

京奈:そんな輩はおらへんねんっ★特に何かに使われている
感じではないのに、何で
上部が切られているのか
不思議で仕方ないです▲

標柱を集めている人達の
仕業じゃあらへんよね?
掲載以外に標柱の存在を
ご存知の方は、ご教示を
お願いします (-人-)

もちろん、標柱以外にも
遺構情報を募集中です♪
是非、教えてください★
阪奈:ここはウチの地元ですっ♪

 軍用地境界標群



 【所在】
  枚方市
  香里ヶ丘 12

 【分類】
  軍用地境界標








香里ヶ丘東公園の南東側の崖に残っており、
 3つの標柱を確認しています。

標柱は花崗岩製で、大半は埋没している状態ですが、このうちの 1つは「陸軍」の文字を何とか読めたので、これらは軍用地境界標であると断定しました。

これらの標柱は放置されている状態ですが、このまま残るものと思われます。

この周辺は、時間に追われていたこともあり踏査出来ていないので、これら以外に標柱が残存している可能性も十分にあります。

 関連建物



 【所在】
  枚方市
  茄子作 4-6付近

 【分類】
  建物




市立図書館の茄子作分室内に移設された形で残存しています。

建物は、基礎部分がコンクリートの木造平屋構造で、屋根や切妻が大きく改装されているようです。

現在、市立図書館の茄子作分室の建物として活用されています。

 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  釈尊寺町 17-2付近

 【分類】
  軍用地境界標




釈尊寺第三住宅の西側の高台に位置している住宅地内に残存しています。

標柱は花崗岩製で、下部は埋もれていますが正面は、明朝体で入った「陸軍用」の文字が読み取れるので「陸軍用地」と入っていると断定しています。また、上部は敷地境界線を示した印が入っています。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。

 軍用地境界標



 【所在】
  枚方市
  香里ケ丘 1-17付近

 【分類】
  軍用地境界標




茄子作住宅の北方に展開する住宅地内に残存しています。

標柱は花崗岩製で風化が進んでいるため記載文字などは確認出来ませんでしたが、敷地の南東部分の境界線上に位置していることと、材質から軍用地境界標と断定しました。

現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。

 Music By ―― 音の葉っぱ

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