陸軍少年戦車兵学校
所在 富士宮市上井出
収録遺構 (44) 門柱 6, 建物 13, 橋梁 2, 地下施設 1, 軍用地境界標 2, 戦車掩体 8, その他 12
実地調査 2021年 2月
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少年戦車兵学校は、戦車などの機甲部隊の拡充強化を目的として1941年(昭和16)に千葉市の戦車学校から分離独立し富士宮市に兵営が新設されました。
ここには、校舎や集会所・車庫・弾薬庫などがおかれたほか、約80両の戦車と自動車類も配備され太平洋戦争の終戦までの間に約 4,000名の少年兵が卒業しました。
当時の敷地跡は小学校やスポーツ広場・工場・住宅地などに変遷していますが、周辺に多くの遺構が残っているほかに、若獅子神社の境内にサイパン戦において投入された九七式中戦車が引き揚げられて保存されています。 |