熊谷陸軍飛行学校 上田分教所
所在 上田市中之条
収録遺構 (6) 門柱 1, 建物基礎 3, その他 2
実地調査 2018年 9月
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熊谷飛行学校は、下士官や少年飛行兵達に対し飛行機の操縦方法や技術などを教育する目的で1935年(昭和10)に埼玉県の熊谷市に開設され飛行兵の拡充のため市営の上田飛行場を陸軍が接収し、その分教所が設置されました。
その後は太平洋戦争の戦局悪化にともない特別攻撃隊の訓練基地として敷地が拡張されていき最終的に約 560,000平方メートルに及ぶ広大な敷地面積となり終戦となりました。
現在、跡地は県立上田千曲高校や住宅地などに変遷していますが、門柱や格納庫の基礎などの遺構がわずかに残っています。
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