南満州鉄道 プレニ型機関車
所在 つくばみらい市神生
収録遺構 (1) その他 1
実地調査 2022年 2月
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南満州鉄道は、日露戦争の勝利でロシアより譲渡されたシベリア鉄道の支線と付属事業を経営した国策会社で1906年(明治39)に設立され、以後の日本の大陸進出では軍事輸送で重要な役割を担いました。
プレニ型機関車は南満州鉄道が保有していた機関車の 1つで1935年(昭和10)に名古屋の日本車輌で製造され、南満州鉄道が運営した昭和製鋼所で人員の輸送や貨車の入替に使用されました。
戦後は満州国の解体にともない昭和製鋼所は中国が引き継いで鞍山鋼鉄公司となりますが1995年(平成 7)まで機関車は現役で活躍しその後、このうちの248号を有志が買い取り現在はきらくやまふれあいの丘公園内で展示保存されています。 |