陸軍飛行第二十八戦隊 豊成飛行場 (陸軍飛行第二十八戦隊 東金飛行場)
所在 東金市 下武射田 ほか
収録遺構 (1) 建物基礎 1
実地調査 2015年 3月
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豊成飛行場は、太平洋戦争の戦局が劣勢となり本土空襲に備えて、これを迎撃するための航空基地として1944年(昭和19)に開設されました。
ここには飛行第二十八戦隊が展開し、偵察機や戦闘機が配備され、爆撃のために飛来してきたアメリカ軍の戦闘機を迎撃しています。また、終戦間際には洋上を航行する軍艦にも体当たり攻撃を行っています。
現在、飛行場跡は武射田工業団地や警察学校・農地などになり、面影がほとんどありませんが敷地の東側にあたる農地内に、格納庫の基礎と思われるコンクリート片が残っています。
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