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 三重県鳥羽市の軍事遺跡一覧 (作成中ですっ) 収録遺構数:23 


 陸軍技術本部
 伊良湖射場
 神島着弾観測所


 所在
  鳥羽市神島町

 収録遺構 (4)
  建物 1,
  軍用地境界標 3

 実地調査
  2016年 12月
  2016年時点の詳細をご紹介します






伊良湖射場は、大砲・弾丸の研究や効力実験・弾道の研究などを行うため1901年(明治34)に設置され、海を隔てた渥美半島の先端に施設がおかれていました。

神島着弾観測所は伊良湖射場の付属施設として射場から西方より発射された砲弾の着弾を観測することを目的として、1929年(昭和 4)に設置されました。

現在、神島は三島由紀夫氏の小説の 1つである「潮騒」の舞台で有名な観光スポットとなり、着弾観測所の一部の遺構群も整備されたうえで保存されており、見学することが可能です。

 横須賀海軍鎮守府
 伊勢防備隊
 神島特設見張所


 所在
  鳥羽市神島町

 収録遺構 (3)
  その他 3

 実地調査
  2016年 12月

  2016年時点の詳細をご紹介します





伊勢防備隊は、横須賀海軍鎮守府の隷属部隊で伊勢湾の防備を目的として1942年(昭和17)に開設され、真珠島に本部がおかれていました。

太平洋戦争の末期に入るとアメリカ軍の侵攻に備えて神島に特設見張所がおかれました。

現在、見張所の跡地は山林となっており草木に埋もれた状態となっていますが、当時のものと考えられる遺構が残っています。



 神島灯台
 官舎付属防空壕

 (民間用防空壕)


 所在
  鳥羽市神島町

 収録遺構 (1)
  地下壕 1

 実地調査
  2016年 12月






神島灯台は、伊良湖水道を通行する船舶の航行目標として1910年(明治43)におかれました。

太平洋戦争の末期には、灯台の職員の避難用に灯台の北側におかれた官舎の背面部分の斜面に防空壕が掘削されました。

防空壕は小規模なもので、灯台の職員によって掘られたものと推測されており、T字型を呈す坑道が現在も残っています。



 八代神社
 防空壕

 (民間用防空壕)


 所在
  鳥羽市神島町

 収録遺構 (1)
  地下壕 1

 実地調査
  2016年 12月






神島の北方に位置する八代神社は 1907年(明治40)に 同島の山神社や神明社などの11社が合祀されたことで創建し、古墳時代から室町時代にわたる数多くの神宝が秘蔵されており国の重要文化財に指定されているものもあります。

太平洋戦争に突入し本土への空襲が激化するとこれらの文化財を保護することを目的として、境内に防空壕が掘削されました。

防空壕は小規模で、大半が封鎖されていますが現在も 3つの入口部分を見ることが出来ます。



 横須賀海軍鎮守府
 伊勢防備隊
 抵抗拠点陣地


 所在
  鳥羽市神島町 ほか

 収録遺構 (14)
  砲座 1,
  トンネル 1,
  地下壕 4,
  建物基礎 2,
  その他 6

 実地調査
  2016年 12月
  (継続調査中)

  2016年時点の詳細をご紹介します








伊勢防備隊は、横須賀海軍鎮守府の隷属部隊で伊勢湾周辺の防備のため、1942年(昭和17)に開設し、真珠島に本部がおかれていました。

太平洋戦争の末期は、敵艦船の侵入を阻止する目的で伊良湖水道を囲むようにして抵抗拠点が設けられ、神島にも陣地が設置されました。

現在、これらの跡地は山林となっており草木に埋もれた状態ですが掘削途中で終戦を迎えたと考えられる洞窟陣地が多く残存しているほかに施設の跡などを見ることが出来ます。



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