奈良仮行宮
所在 天理市豊田町 ほか
収録遺構 (1) 地下壕 1
実地調査 2018年 4月
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奈良仮行宮は、太平洋戦争末期に策定した本土決戦計画に基づき、海軍が推進した天皇陛下の仮宮として、奈良海軍航空隊の格納壕を転用し整備が進められました。
工事は約2,000名の同航空隊の予科連生により計画の90パーセントを完成させましたが終戦となりました。
当時は 2層構造の総檜造りで、下層の中央には20畳ほどの御座所があったようですが現在は崩落しており、わずかに上層部分の坑道が残存するのみとなっています。
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