陸軍気象部 (陸軍中央気象部)
所在 杉並区高円寺北 4
収録遺構 (3) 軍用地境界標 3
実地調査 2007年 12月
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気象部は、「陸軍気象部令」の勅令によって、1938年(昭和13)に、陸軍砲工学校の気象部より独立して開設された陸軍機関で、気象に関する分析・研究や、気象用機材の研究・気象勤務に関連する教育などが行われ、施設が馬橋地区におかれました。
1941年(昭和16)には「中央気象部」と改称され終戦まで機能が存続しましたが、終戦と同時に解体され、気象庁の中央気象台研究部が機能を引き継ぐ形となりました。
現在は、中央気象台研究部が筑波に移っており跡地は馬橋公園となって整地されていますが、敷地の北端を示す軍用地境界標が現在も残っています。
ちなみに、「かんれー じぇんしぇん」などの フレーズで有名な気象解説者の福井敏雄さんはこの気象部に属していた時期があるそうです★もう、福井さんを知らない世代が多いかな??
| ちなみに 6月 1日は 気象記念日です★
また、馬橋公園内に 気象部の記載がある 石碑がありますよ★ |
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