香取海軍航空隊
所在 匝瑳市春海 ほか
収録遺構 (4) 飛行機掩体 2, 地下施設 2
実地調査 2007年 4月
冠称は「香取」ですが 実態は海匝地区なので 場所を間違わないよう 注意してくださいね★ ちなみに、武神を祀る 香取大神宮にちなんで 付けられたそうです★ |
有蓋掩体は、25基構築 されたようですよ★
このうち現存するのは 匝瑳市に 2基、旭市に 1基のみです・・・ | | |
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香取海軍航空隊は、飛行機の操縦や整備を行う練習部隊として1944年(昭和19) 2月に開隊し、既に完成していた飛行場を使用して飛行訓練が昼夜を問わず行われるようになりました。
1945年(昭和20)に入ると、本土空襲が本格化し本土を防衛するための基地となり、関東地区の基地から直接出撃する最初の特攻隊が編成され硫黄島沖に展開したアメリカ軍の艦艇に突入し撃沈させています。以降、訓練を終えた隊員は特攻要員として編成され、南九州における特攻作戦に出撃し壮絶な最期を遂げています。
飛行場及び航空隊の施設は、ほとんどが旭市に構築されていますが、匝瑳市にも跨っており、飛行機掩体をはじめとした当時の遺構が現在も少し残っています。
| 匝瑳市は海軍航空隊以外にも 「本土決戦作戦」の一環で、 陸軍第二三四師団の抵抗拠点 陣地が構築されたようです★ 資料では敬愛高校に司令部を おき、周辺の山に延長780mの 洞窟陣地を掘ったそうです★ |
おおまかですが、場所が わかったので近いうちに 現地に行ってみますね♪
八日市場・飯倉の両駅の 中間に位置する低山だと 思っているのですが・・ (はずれだったりして▲) | | |
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