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 北海道札幌市の軍事遺跡一覧 (作成中ですっ★) 収録遺構数:7 


 陸軍第七師団
 野砲兵第七連隊


 所在
  中央区
  南 15条西 5

 収録遺構 (1)
  歩哨 1

 実地調査
  2018年 11月




野砲兵第七連隊は第七師団に隷属する部隊で札幌におかれていた独立野砲兵大隊を基幹に1901年(明治34)に編成され旭川市内に移駐しました。

移駐した後は日露戦争シベリア出兵満州事変ノモンハン事件などに参戦し、太平洋戦争では道東の防衛にあたるため十勝地区に配備されたところで終戦となりました。

兵営の跡地は旭川市となりますが、営門前におかれていた歩哨が札幌護国神社に移設保存されています。

 札幌陸軍飛行場


 所在
  北区
  北 24条西 8

 収録遺構 (1)
  門柱 1

 実地調査
  2018年 11月




札幌飛行場は、札幌市に本社がおかれていた北海タイムス社の業務用飛行場として1926年(大正15)に開設されました。

昭和時代に入ると、公共飛行場に指定されて札幌〜東京間の定期航路が開設されますが、太平洋戦争に突入すると陸軍が敷地を接収し室蘭市内の製鉄・兵器工場を防衛するための飛行場として終戦まで使用されました。

現在、跡地は北区役所や学校・住宅地などに変遷して面影が全くありませんが、宮の森・北24条通沿いに門柱が保存されています。

 陸軍北部軍司令部
 防空第三十一連隊
 美香保高射砲台


 所在
  東区
  北 20条東 4

 収録遺構 (5)
  砲座 2,
  その他 3

 実地調査
  2018年 11月










美香保高射砲台は札幌と丘珠におかれていた飛行場の防衛のため、空襲の被害拡大防止と避難地としての防空緑地に整備された美香保公園内に設置されました。

ここには、北部軍隷下の防空第三十一連隊の1中隊が展開して高射砲が 6門おかれたほか探照灯などがおかれたようですが、その後に部隊が転属となり、高射砲とともに北千島へ移されたようです。

現在は再び美香保公園となっており、園内に砲座と付帯する遺構が残っています。

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