大阪陸軍造兵廠 相野地下軍需工場
所在 三田市藍本
収録遺構 (2) 地下壕 2
実地調査 2017年 3月
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大阪陸軍造兵廠は、火砲・弾丸や鋳造品などの製造や購買・研究などを行う兵器生産工場で、この前身であった陸軍造兵廠大阪工廠の改称で1940年(昭和15)に開設し、工員数が最盛期で約65,000名にもおよんでいました。
太平洋戦争の末期は本土空襲が本格化したため生産ラインの確保を目的に工場の疎開が始まり現在の藍本地区にも地下工場が建設されて旋盤などが搬入されましたが、完成はすることなく終戦となりました。
現在、地下工場は山林内に放置されているため崩落が進行していますが、山の両側から掘削し中央で貫通させる予定だった 6本の地下壕と、完成した 1本の地下壕が残存しており、見学が可能です。
| 地下工場は崩落が激しく 非常に危険なので重装で 見学に臨んでください!
肝試しなどといった軽い 気持ちで中に入ることは 絶対にやめましょうね▲ |
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