遺構詳細 |
軍用地境界標
【所在】 南区 新戸 5193付近
【分類】 軍用地境界標 |
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新磯高校の北側に展開する住宅街の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面には「陸」と刻まれ上部には敷地の境界線を示す矢印が刻まれています。
この周辺に残る軍用地境界標の上部を見ると境界線が相当歪んでいることが解り、基本は境界線が歪む箇所に境界標が設置されるのでこれらの他にも軍用地境界標が残存している可能性があります。 |
軍用地境界標
【所在】 南区 新戸 1945付近
【分類】 軍用地境界標 |
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新磯高校の北側に展開する住宅街の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で上部が欠けており、風化も著しいですが、正面には「陸士」と刻まれているのが判ります。
「陸士」とは、陸軍士官学校の省略表記で、このように特定の施設名が刻まれた境界標は大変珍しいものです。 |
軍用地境界標
【所在】 南区 磯部 4795付近
【分類】 軍用地境界標 |
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アメリカ軍のキャンプ座間の北側に展開する住宅街の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面には「陸」と刻まれ上部には敷地の境界線を示す矢印が刻まれています。
この周辺に残る軍用地境界標の上部を見ると境界線が相当歪んでいることが解り、基本は境界線が歪む箇所に境界標が設置されるのでこれらの他にも軍用地境界標が残存している可能性があります。 |
軍用地境界標
【所在】 南区 麻溝台 4410付近
【分類】 軍用地境界標 |
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女子美術大学の南側に拡がる農地の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で、下部分が地中に埋まり、風化も著しいですが、正面に「陸」と刻まれ上部には敷地の境界線を示す矢印が刻まれています。
| 付近は農地が拡がり、 開発されていないので この他にも残っている 可能性があります★ |
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軍用地境界標
【所在】 南区 麻溝台 4410付近
【分類】 軍用地境界標 |
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女子美術大学の南側に拡がる農地の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で風化が激しく、文字が全く読み取れませんが、上部に境界線と思われる矢印が薄く入っているため、軍用地境界標と断定しています。
現在、標柱に針金を巻きつけて畑を区画する柵として利用されているようです。 |
軍用地境界標
【所在】 南区南台 5
【分類】 軍用地境界標 |
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小田急線の小田急相模原駅の駅前から延びるサウザンロード沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で下部が地中に埋まっている状態なので、記載内容は解りませんでしたが設置場所や材質などから軍用地境界標と判断しました。
現在、標柱は放置されていますが、このまま残るものと思われます。 |
軍用地境界標
【所在】 南区 麻溝台 7-27付近
【分類】 軍用地境界標 |
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麻溝台の自治会館前をはしる道路沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面に「陸士」・背面に通番を表す「4」・上部に「+」がそれぞれ刻まれています。
ただし、向きが演習場敷地とは逆であるため移設された可能性がありますが、このように特定の施設名が刻まれている軍用地境界標は大変珍しいもので、これまでに色々な軍用地境界標を見てきましたが、こういった表記は滅多に見ません。非常に貴重な遺構ですので是非とも保存していただきたいものですね★
| 「陸士」は、士官学校の 省略表記です★
特定の施設名が彫られた 境界標は、神奈川県だと 横須賀に残っています★ |
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軍用地境界標
【所在】 南区 相武台 3-12付近
【分類】 軍用地境界標 |
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相武台病院の裏手に位置する公園付近に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面には「陸」と刻まれ上部には敷地の境界線を示す矢印が刻まれています。
調査当日は、付近で電気工事が行われており周辺を詳細に見れなかったのですが、他にも林の中に軍用地境界標が残っている可能性があります。 |
軍用地境界標
【所在】 南区 相武台 3-12付近
【分類】 軍用地境界標 |
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相武台病院の裏手に位置する公園付近に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面に「陸士」・背面に通番を表す「9」・上部に「+」がそれぞれ刻まれています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |