遺構詳細 |
第一工場
【所在】 大網白里市大網
【分類】 地下壕 |
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JR外房線の大網駅の北に位置する本国寺の南の山林に残存しています。
地下工場は素掘り構造で大半が腰の位置まで水没していますが 3本の主坑道に対し 5本の作業坑がアミダくじ状に接続しており、坑道延長は 456メートルを計測しました。
1999年(平成11)の内部調査時までは山林に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在は県道の開通により分断されたため、大半が消失しているものと推測しています。 |
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第二工場
【所在】 大網白里市大網
【分類】 地下壕 |
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JR外房線の大網駅の北に位置する本国寺の南西の山林内に残存しています。
地下工場は素掘り構造で大半が腰の位置まで水没していますが 4本の主坑道に対し 8本の作業坑がアミダくじ状に接続しており、坑道延長は 1078.7メートルを計測しました。
1999年(平成11)の内部調査時までは山林に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、県道の開通により西側の一部が消失している可能性があります。 |
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第三工場
【所在】 大網白里市大網
【分類】 地下壕 |
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JR外房線の大網駅の北に位置する本国寺の東の山林に残存しています。
地下工場は素掘りで一部が腰の位置まで深く水没している状況ですが 184メートルの坑道延長を確認しています。
1999年(平成11)の内部調査時までは山林に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在は宅地開発によって西側が消失している可能性があります。 |
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通行用トンネル
【所在】 大網白里市大網
【分類】 トンネル |
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JR外房線の大網駅の北に位置する本国寺の東方に残存しています。
これは、各地下工場間や飯場などを接続した通行用トンネルの 1つで長さは約30メートルあります。
このようなトンネルは、他にも 5ヶ所ほどが存在していたようですが、現在は宅地開発で消失しています。 |