陸軍第八十四師団 抵抗拠点陣地
所在 二宮町山西 ほか
収録遺構 (15) 地下壕 14, トンネル 1
実地調査 2018年 12月 (継続調査中)
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第八十四師団は、1944年(昭和19)に姫路で編制された特設師団で、第一総軍の第十二方面軍に所属していた第五十三軍の隷下部隊です。
日本の敗戦を決定的にしたマリアナ沖海戦での敗退によって、アメリカ軍はコロネット作戦と呼ばれる日本本土への上陸作戦を計画します。その内容は、相模湾と千葉県の九十九里浜より上陸して東京に攻め入るというもので、これに対して日本軍は本土での決戦に備えるために、第五十三軍を相模湾から上陸された場合の沿岸防備に充て、その中で第八十四師団は小田原に司令部をおき周辺地域の防衛にあたりました。
二宮町については隷下部隊である歩兵第二〇一連隊が守備する抵抗拠点陣地が構築されており現在も調査を継続していますが、山西・一色の山林内に洞窟陣地の残存を確認しています。
| 洞窟陣地は、掲載以外にも 間違いなく構築されており 現存する可能性大です。
時間がある方は、是非とも 調べてみてくださいね★ (情報も募集してますっ♪) |
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