東京動力機械製造 烏山地下軍需工場
所在 那須烏山市神長
収録遺構 (2) 地下壕 1, その他 1
実地調査 2013年 8月
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東京動力機械製造は、戦車を製造する目的で設立された民間企業で、太平洋戦争の戦局が悪化する1944年(昭和19)に入り本土空襲が激化したことによって那須烏山市に疎開し、覆土式の工場と地下工場が建設されました。
覆土式の工場では、終戦までの間に約20台の戦車が建造されたようですが、地下工場では操業準備段階であったため 1台も生産されず閉鎖されました。
現在、覆土式工場は消失していますが、地下工場は島崎酒造の貯蔵庫に活用されており、一般公開されています。 |