松代大本営 十三崖弾薬貯蔵庫
所在 中野市深沢
収録遺構 (1) 地下壕 1
実地調査 2004年 4月
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松代大本営は、太平洋戦争での戦局悪化により国体護持と国家の中枢の機能維持を目的として東京から現在の長野市松代町へ疎開するために構築された施設群の総称で1944年(昭和19)に建設が始まりました。
この一環で弾薬類の保管を目的として十三崖に地下壕の建設が開始され、第九師団に所属した1,150名の将兵と約10,000名の労務者と学徒が昼夜問わず掘り進め20日で完成したそうです。
現在、地下壕は入口部分の崩落が著しいですが坑道内部は岩盤がしっかりしており良い状態で残っています。
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