成願寺 防空壕 (民間用防空壕)
所在 中野区本町 2
収録遺構 (1) 地下壕 1
実地調査 2014年 4月
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成願寺は1438年(永享10)に創建された曹洞宗の寺院です。
太平洋戦争に突入し本土への空襲が激化するとあちこちに避難用の防空壕が構築されるようになり、成願寺の境内にも設けられました。
防空壕は総延長が約40mで、ゆるいU字を描く坑道に接続する形で部屋が設けられており近隣住民の避難用の他に仏像や重要書類などの退避にも使用されました。
現在は、崩落を防止するために全坑道が鉄板で補強されて保存されており、寺の許可を取れば内部見学が可能です。
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