立川陸軍航空廠 柏分廠
所在 流山市駒木台 ほか
収録遺構 (4) 建物 4
実地調査 2010年 3月 |
一部の資料では、ここを 「立川陸軍航空工廠」の 分廠と記していますが、 「立川陸軍航空廠」では ないでしょうか★
前者は製造部門、後者は 補修部門ですので・・・ | |
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立川陸軍航空廠は、1935年(昭和10)の陸軍航空本部令に伴って、航空本部傘下である補給部の改編によって開設され、航空に関連する器材や燃料などの調達・保管・補給と関係する器材のメンテナンスなどを掌っていました。
1938年(昭和13)に、柏飛行場が開設されると、ここに配備された飛行機や関連する器材などの補修や保管を行う目的で、航空廠の分廠が開設され、飛行場の西側に施設がおかれました。
ここでは、主に飛行機のエンジンや機銃などのメンテナンスや部品手配、自動車のエンジンや関連部品のメンテナンスが行われており、特に飛行機に関してはエンジンの故障が多く、日々修理に追われていたそうです。
現在は、跡地のほとんどが住宅地や農地などになっていますが、当時の建物が残っています。
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