陸軍第七十七師団 抵抗拠点陣地
所在 むかわ町汐見
収録遺構 (3) 地下施設 3
実地調査 2018年 11月 (継続調査中) |
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第七十七師団は、旭川におかれた第七師団の留守部隊を基幹として1944年(昭和19)に編制されました。
その後、太平洋戦争の戦局悪化にともなってアメリカ軍が北海道内に侵攻してくることが予想されたため、第五方面軍の傘下に入って勇払地区の海岸付近に抵抗拠点とする陣地を構築しましたが終戦により使用されることはありませんでした。
勇払地区には防衛のための砲陣地が47ヶ所にわたり設けられ、このうち現在のむかわ町に 8ヶ所あったようですが、多くが破壊されて汐見海岸付近に残るのみとなっています。
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