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 茨城県稲敷郡美浦村の軍事遺跡一覧 収録遺構数:38 


 鹿島海軍航空隊

 所在
  美浦村大山 ほか

 収録遺構 (34)
  門柱 1,
  建物 6,
  建物基礎 6,
  軍用地境界塀 1,
  軍用地境界標 2,
  その他 18

 実地調査
  2021年 6月

  
2021年時点の詳細をご紹介します








鹿島海軍航空隊は、阿見町におかれた霞ヶ浦海軍航空隊の水上班からの分離独立によって1938年(昭和13)に開設されました。

ここでは、飛行練習生や飛行学生などに対し水上機を使用した操縦訓練や整備教育などが行われましたが、太平洋戦争に入ると日本の本土防衛のための特別攻撃隊も各戦線の中で組織され、多くの犠牲者を出しています。

現在、敷地跡地の大半が水環境保全再生研究ステーションになっていますが当時の遺構が多く残っています。

 霞ヶ浦海軍航空隊
 木原送信所


 所在
  美浦村木原

 収録遺構 (4)
  建物基礎 1,
  その他 3

 実地調査
  2021年 11月
  (調査継続中)










木原送信所は、阿見町におかれていた霞ヶ浦海軍航空隊の無線送信施設として、1942年(昭和17)頃に設置されたようです。

敷地は約 50,000平方メートルの五角形で、その中に耐弾性の送信所や兵舎などがおかれ各辺の頂部に電波塔が5つ配置されました。

終戦後、施設の一部が厚生科学研究所や新治協同病院などに使われたようですが、現在は美浦村自立支援センターや野球グラウンドに変遷し、境界柵の支柱やコンクリート遺構がわずかに残るのみとなっています。

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