陸軍鉄道第二連隊 演習線
戦争遺跡詳細
軍用地境界標
【所在】
松戸市五香南
【分類】
軍用地境界標
市立第四中学校の東側をはしる細い路地脇に残存しています。
標柱は花崗岩製で、下部が埋もれていますが正面には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には「+」印が刻まれています。
軍用地境界標
【所在】
松戸市五香南
【分類】
軍用地境界標
市立第四中学校付近の京成津田沼方面の線路沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で、下部分が地中に埋まっており記載内容は判りませんでしたが、上部に「+」印が刻まれていることや、標柱の材質から軍用地境界標と断定しました。
デジカメの設定を誤り
変な色で写ってしまい
少し調整したのですが
効果がなかったです▲
だめだこりゃ・・・
軍用地境界標
【所在】
松戸市五香 6
【分類】
軍用地境界標
五香十字路の北東に展開する住宅地内に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面部分には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には「+」印が入っています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。
軍用地境界標
【所在】
松戸市
金ヶ作
408-411
付近
【分類】
軍用地境界標
金ヶ作のY字路付近に残存しています。
標柱は花崗岩製で、下部分が地中に埋まっており記載内容は判りませんでしたが、上部に「+」印が刻まれていることや、標柱の材質から軍用地境界標と断定しました。
現在は上部が赤く塗装されているため、土地区画に標柱が使われているかもしれません。
軍用地境界標
【所在】
松戸市
栗ヶ沢
775
付近
【分類】
軍用地境界標
松戸市の栗ヶ沢と柏市の青葉台の境界部分をはしる道路沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で、状態が良さそうに見えるのですが、風化が著しく記載文字は全く確認出来ませんでしたが、上部は「+」印が入り標柱の材質も軍用地境界標と同じであるためこれも軍用地境界標と断定しています。
現在は放置された状態ですが、周辺で開発は特に行われていないため、引き抜かれて消失することはないと思われます。
軍用地境界標
【所在】
松戸市
栗ヶ沢
820
付近
【分類】
軍用地境界標
県道
57
号沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で、下部分が地中に埋まっていますが、正面に明朝体で「陸軍」と入っており、上部は「+」印が刻まれています。
この周辺に残る標柱は、風化しているものが多いこともあり、記載内容がはっきりと判る標柱は大事に保存してもらいたいですねっ★
軍用地境界標群
【所在】
松戸市
栗ヶ沢
820
付近
【分類】
軍用地境界標
県道
51
号と県道
57
号に挟まれた住宅地内に複数残存しています。
標柱は花崗岩製で、そのほとんどは記載面が壁側を向いていたり、下部が埋もれていたりしていますが、このうちの
1
つは「陸軍」と刻まれているのが判り、上部には「+」印が刻まれています。また、判読出来ないものも上部に「+」印が刻まれており、材質が全く同じであるため、軍用地境界標であると断定しています。
現在、これらの標柱は放置されていますが、この周辺で新しい開発は行われていないので引き抜かれて消滅することは無さそうです。なお、標柱は他にも農地内に
3
つ残存を確認していますが、畑の持ち主が不明だったので畑に入らず遠くから眺めるだけにしました。この
3
つは、残存状態が良好と思われるので許可を取って是非記録したいですね★
標柱の位置を考察すると
どうやら、ここらで南へ
転進して新京成の線路に
合流してるみたいです★
調査が甘いようなので、
柏の南増尾も視野を入れ
リトライしてみます★
軍用地境界標群
【所在】
松戸市
金ヶ作
245
付近
【分類】
軍用地境界標
金ヶ作こどもの遊び場の北側にある林の中とその北をはしる県道沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で、どちらも下部分が地中に埋まっていますが、林の中に残存する標柱は正面に明朝体で「陸軍」と刻まれているのがはっきりと判り、上部には「+」印が入っています。一方、県道沿いの標柱は記載内容が確認出来ませんでしたが、上部に「+」印が刻まれていることや、標柱の材質から軍用地境界標と断定しました。
⇒県道沿いの標柱については、後日の調査で「陸軍」の文字が確認出来ましたっ。左下の写真がそれに該当しますっ★
ちなみに、県道沿いの標柱の至近撮影をする場合は、土曜日・日曜日・祝日を避けた方がいいです。この県道、道幅が狭いくせに車が非常に多く通り、標柱のすぐ先にはT字路の信号があるため、日中は常に渋滞してます▲運が悪いと、上下線の両方が渋滞するために車が白線をはみ出して歩道部分を完全に塞ぎ撮影どころか歩道を歩行者が歩けない状況になります。
ホントに迷惑な話です!
おかげで撮影を何度断念
したことか。漸く撮れた
写真が左中ですよっ▲
ちょっと腹がたったので
日の出と同時に再度赴き
至近撮影を決行します↓
ってなわけで、日の出に
合わせて攻略しました★
その写真が左下ですっ★
お日さまの角度がよく、
文字も確認出来ました★
ふぅ、すっきりしたっ!
軍用地境界標
【所在】
松戸市金ヶ作
【分類】
軍用地境界標
県立図書館の東側をはしる県道
51
号沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面部分には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には「+」印が入っています。
ちなみに、この南側の
新京成線の線路沿いに
1
つ残っていますが、
線路内なので立ち入り
出来ず、文字記載面も
民家の塀側なので記録
しませんでした・・・
軍用地境界標
【所在】
松戸市
千駄堀
522
付近
【分類】
軍用地境界標
京葉ガスの北側に位置する駐車場の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で、引き抜かれた状態ですが正面に明朝体で「陸軍省用地」と入っており上部は「+」印が刻まれています。
この周辺に残る標柱の記載は「陸軍」という文字で統一されてますが、ここだけ違うのは何故なのか気になります。とはいえ、元々はどこに設置されていたものなのか不明なので解析することは出来ませんが・・・
ちなみに、「陸軍省用地」という彫り文字を関東では初めて見ました★
(~o~)
軍用地境界標群
【所在】
松戸市
金ヶ作
43
付近
【分類】
軍用地境界標
新京成線の八柱駅の北側をはしる県道沿いの踏切周辺に数多く残存しており
5
つの標柱を確認しています。
標柱は花崗岩製で、いずれも良い状態を保ち正面には明朝体で「陸軍」と刻まれており、上部には「+」印が入っています。
周辺には新京成線の八柱駅と、
JR
武蔵野線の新八柱駅があり、土地でいえば一等地なのに引き抜かれずに残っているのが不思議ですが戦争遺跡調査をする身にとっては嬉しい限りですし、先々もこのまま残っていて欲しいと思っています★
なお、標柱の上部に赤い塗装痕が残っており戦後は土地区画用に使われていたようですが現在も使用されているのでしょうかね・・・
何となく、新京成電鉄で使っている雰囲気があるのですが・・・
ここの通りは普段から
人通りが多いのですが
通行する人は、これが
何か知ってるのかな?
きっと、知らない人が
大半なんだろうな・・
少し損してますよっ★
軍用地境界標群
【所在】
松戸市
日暮
2-11
付近
【分類】
軍用地境界標
新京成線の八柱駅と稔台駅の中間に展開する住宅地の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面部分には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には「+」印が入っています。
現在、これらの標柱は放置されていますが、この周辺で新しい開発は行われていないので引き抜かれて消滅することは無さそうです。
演習線の軍用地境界標を見て気になったのは文字の記載面を敷地境界線に対し平行となるように標柱を設置するのが一般的なのですが一部は垂直に設置しているものがあります。松戸市だけでなく、演習線の行程で見ると、それなりの数があるので、戦後に引き抜いて向きを変更したとは考えづらく、おそらくは設置当時のままの状態で今日に到っていると思われますが、理由があるのでしょうかね★考えられる理由としては、敷地が垂直に近い方向に曲がることが挙げられますが、標柱に境界線が記載されていないので、どのような敷地形状なのか、標柱から判読出来ません。何とも言えませんが、この周辺に関しては、工兵学校の八柱演習場が近いので、演習線の敷地が少し歪んでいるのかもしれません・・
固定概念を捨てて、調査を続けてみますね★
軍用地境界標群
【所在】
松戸市
松戸新田
142
付近
【分類】
軍用地境界標
ちなみに、ペットランド
裏手の農地内にも
8
つの
標柱が残っていますが、
土地を所有する方が不在
だったので、記録せずに
道路側から眺めるだけに
とどめました▲
近いうちに、見学をしに
伺いますので、よろしく
お願いします★
松戸消防局の北西に位置する住宅街の路地に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面部分には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には敷地境界の線を示す矢印が入っています。
現在、これらの標柱は放置されていますが、この周辺で新しい開発は行われていないので引き抜かれて消滅することは無さそうです。
これらは演習線敷地に対する軍用地境界標と思われますが、演習線跡で見かける一般的なものと違って、敷地境界線が記載されておりこの箇所だけ何故違うタイプなのかが非常に気になります。「一回の用地取得で設置する標柱のタイプは同一」という私の見解自体が間違っているということなのでしょうか・・
それとも、演習線とは別の陸軍施設がここに設置されていたのでしょうかね。設置位置・向きから考察すると、演習線の標柱以外には考えられないのですが・・・▲
この周辺は、実地調査が完全に出来ていないので、八柱演習場の遺構も含めた実地調査をする予定でいます。また、これと同時に私の疑問も全て解明出来れば最高ですが、きっとそこまでは無理なんやろな・・・▲
軍用地境界標
【所在】
松戸市
松戸新田 473付近
【分類】
軍用地境界標
新京成線の松戸新田駅の南にある文房具店に残存しています。
標柱は花崗岩製で、下部が埋もれていますが正面に「陸」の文字が読みとれます。また、上部には「+」印が入っています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。
軍用地境界標
【所在】
松戸市
和名ヶ谷
1315
付近
【分類】
軍用地境界標
卸売市場の東に位置する農地の角に残存しています。
標柱は花崗岩製で、風化が進行していますが正面には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には「+」印が入っています。
標柱は、この南にある
小板橋病院向かい側の
駐車場内にも
2
つ残存
していましたが、車が
停められており、接近
出来ませんでした▲
軍用地境界標
【所在】
松戸市
和名ヶ谷
1333
付近
【分類】
軍用地境界標
市立和名ヶ谷中学校の北に位置する農地内に残存しています。
標柱は花崗岩製で、引き抜かれた状態ですが正面には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には「+」印が入っています。
現在、この南側で宅地
造成が始まっており、
この周辺も開発対象と
なってしまわないかが
少し心配です・・・
軍用地境界標群
【所在】
松戸市
中矢切
158
付近
【分類】
軍用地境界標
県立松戸矢切高校の東に位置する農地の角に残存しており
2
つの標柱を確認しています。
標柱は花崗岩製で、風化が進行していますが正面には「陸軍」と明朝体で刻まれており、上部には「+」印が入っています。
中矢切地区は、線路が続く三矢小台地区より低い位置にあるため、かなりの高低差があり線路をどのように敷設したのかは不明です。鉄道の中でも機関車は特に勾配に弱いため、この周辺を走行させるには、橋脚や掘割など勾配を緩やかにする措置が必要となってくるはずなのですが、開発されていない地域にも関わらず、踏査でこれに関連する遺構は発見出来ませんでした。
もしかしたら、この区間は用地の取得だけが行われて、実際には線路が敷設されなかったかもしれませんが、標柱の残存から実質的な終点はこの周辺であったことが解りました★
この北東で外環道の延伸
工事が行われているため
開通した際に周辺風景が
変わらないか心配です▲
車を使う人達に特化した
大規模商業施設の建設を
ここでやらないでね▲
Music By ――
TAM Music Factory
C
reate
B
y
YUMMY
-
LTDGRP
.