大刀洗陸軍飛行学校 京都分教所 (陸軍第五十一航空師団 第七練習飛行隊)
所在 久御山町島田 ほか
収録遺構 (3) 地下施設 1, その他 2
実地調査 2018年 6月
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大刀洗飛行学校は、下士官や少年飛行兵達に対して、飛行機の操縦方法や技術などを教育することを目的として1940年(昭和15)に設置された教育機関で、戦局に沿い飛行兵を拡充する必要が出てきたため、1944年(昭和19)にこの前身の逓信省航空局の乗員養成所からの移管により分教所が設置されました。
太平洋戦争の末期は、戦局の悪化に伴い飛行学校が軍隊化されたことで第七練習飛行隊が編制され、練習機による特攻の訓練が行われました。
現在、跡地は畑地や住宅地などになっており面影が無くなっていますが、排水路の暗渠や耐弾施設が残っています。
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