宇都宮陸軍飛行学校 古河分教所
所在 古河市丘里 ほか
収録遺構 (1) その他 1
実地調査 2022年 2月
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宇都宮飛行学校は飛行機の基本操縦教育を行う目的で1940年(昭和15)に開設され、生徒数の増加にともなって1944年(昭和19)に逓信省の古河地方航空機乗員養成所内に併設される形で分教所が設置されました。
その後は太平洋戦争の戦局が悪化し飛行学校が軍隊化されたことで分教所は廃止となり、特別攻撃を行うための基地として使用されました。
現在、跡地は丘里工業団地や市立小堤小学校・住宅地などに変遷して面影が全くありませんが戦後の空撮と比較する限りでは格納庫の南側にせり出たコンクリート床の一部が残ります。
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