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 山梨県甲府市の戦争遺跡一覧 収録遺構数:2 


陸軍第十三師団
歩兵第四十九連隊

 (陸軍第一師団
  歩兵第四十九連隊)


 所在
  甲府市北新 1

 収録遺構 (1)
  その他 1

 実地調査
  2016 9







歩兵第四十九連隊は、日露戦争中に増設された第十三師団に隷属する基幹部隊として、1905年(明治38) 4月に編制され、甲府市に新設された兵営に転営しました。

日露戦争の終結後は、師団の増設と同時に既設師団の再編成が行われたことで、隷属先が第一師団に変更され、その後の第一次世界大戦では青島の守備につき、1936年(昭和11)に発生した二・二六事件では鎮圧部隊となりました。

その後は、匪賊討伐のために満州へと移駐し、太平洋戦争ではグアム島レイテ島へ転進して奮戦しますが部隊は壊滅状態となり、終戦時の生存者は 100名に満たなかったようです。

現在の連隊跡地は、山梨大学附属中学校などに変遷し面影がありませんが学校内に糧秣倉庫として使用されたレンガ製の建物が残存しており山梨大学の赤レンガ館に活用されています。

ちはる:素敵じゃないですかっ★
糧秣倉庫は、山梨県の
登録有形文化財に指定
されており、案内板が
設置されています★

是非、見学していって
くださいね♪

サドヤ醸造所
 (海軍技術研究所
  甲府分室)


 所在
  甲府市北口 3

 収録遺構 (1)
  その他 1

 実地調査
  2016 9





サドヤ醸造はワインの醸造と販売を目的として1917年(大正6)に創業しました。

太平洋戦争中は、醸造されたワインに沈殿するカスを化合したロッシェル塩が潜水艦や魚雷の音波を探知するソナーの部品になることから、これに海軍技術研究所が目をつけサドヤ醸造を接収して甲府分室が設置されました。

ここでは、原料となる酒石酸を各地におかれた醸造施設から収集してロッシェル塩を精製する作業が終戦まで行われていました。

現在、施設は引き続きサドヤ醸造で使っており地下貯蔵庫の内部を見ることが可能です。

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