遺構詳細 |
トンネル
【所在】 北区 王子 3-1付近 (ちんちん山公園内)
【分類】 トンネル |
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JR京浜東北線の王子駅と東十条駅との間を跨ぐ都道の陸橋直下に位置しているちんちん山公園内に残存しています。
これは、トンネルの坑門の一部分であるアーチ(または迫持)で、石で構築されています。また、頂部の楔石 (力学的には楔石を最後に填め込むことで、はじめてアーチが迫持つ力を発揮する) には東京第一陸軍造兵廠の徽章が入っています。
現在、トンネル自体は道路の拡幅工事で消滅していますが、トンネル両側部分のアーチのみを繋いで保存されています。
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橋梁
【所在】 北区 十条台 1-1付近
【分類】 橋梁 |
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北養護学校の裏手をはしるJR埼京線の線路内に残存しています。
これは、橋脚の一部分(見づらいですが、線路両脇の擁壁が突き出た部分です)で、鉄筋コンクリートで構築されています。
現在、橋梁は放置されている状態ですがこのまま残るものと思われます。
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軍用地境界標
【所在】 北区 豊島 2-25-5
【分類】 軍用地境界標 |
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豊島 2丁目歩道橋付近の広場裏手の民家付近に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面部分には「陸軍用地」の文字が明朝体で刻まれており、背面部分には通し番号を表す 「285」がゴシック体で入っています。
現在は、放置された状態ですが、民家の敷地境界標に使われているようにも見え消失の心配はなさそうです。 |
軍用地境界標
【所在】 北区 豊島 2-25-5付近
【分類】 軍用地境界標 |
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豊島 2丁目歩道橋付近の広場裏手の民家付近に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面部分には「陸軍用地」の文字が明朝体で刻まれており、背面部分には通し番号を表す 「286」がゴシック体で入っています。
現在は、放置された状態ですが、民家の敷地境界標に使われているようにも見え消失の心配はなさそうです。 |
軍用地境界標
【所在】 北区 豊島 2-25-18付近
【分類】 軍用地境界標 |
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豊島 2丁目歩道橋付近の民家沿いに残存しています。
標柱は花崗岩製で、ほとんどが埋まっている状態であるため記載文字などは確認出来ませんでしたが、材質や設置されている場所を考察すると、軍用地境界標である可能性が非常に高いと思われます。
現在は、放置された状態ですが、民家の敷地境界標に使われているようにも見え消失の心配はなさそうです。 |
軍用地境界標
【所在】 北区 豊島 2-26-4
【分類】 軍用地境界標 |
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区立豊島中学校の南東に位置する公園の中に残存しています。
標柱は花崗岩製で、正面部分には「陸軍用地」の文字が明朝体で刻まれており、背面部分には通し番号を表す 「278」がゴシック体で入っています。
現在は、民家と公園の境界標に使われているように見えます。 |