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  陸軍技術本部 科学研究所 登戸出張所 (陸軍兵器行政本部 第九技術研究所,陸軍登戸研究所)

 戦争遺跡詳細

 第三科
 製版印刷場



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  建物






明治大学生田キャンパス内の南側、第 1校舎付近に残存しています。

この建物は木造の平屋構造で、第三科の製版印刷場に使用されました。ここでは、中国で本物の紙幣を印刷していた工場より接収した機材を並べ、偽造中国紙幣の生産が行われていました。大量に生産された偽造中国紙幣は軍需物資の購入資金や戦費に割り当てられて実際に使用され、中国の経済に打撃を与え、中国政府に揺さぶりをかけようとしましたが既にインフレ状態だったので、あまり効果がなかったといわれています。

現在、建物は使用されておらず、明治大学で戦争遺跡として保存されているようですが、案内板などは立てられておらず、本当に保存されているのか、外観からは判りません。
祐実:客観的な主張でスミマセン・・・

 建物の状態は良好です★
 もし、大学側で保存して
 いるということであれば
 多くの人達の目に留まる
 ような形にして欲しいと
 思います♪

 様々な面でお金がかかり
 大変だとは思いますが、
 そこを何とか (-人-)


 第三科
 資材倉庫



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  建物




明治大学生田キャンパス内の南側、第 1校舎付近に残存しています。

この建物は木造の平屋構造で、第三科の資材倉庫として使用されました。

現在、建物は使用されておらず、明治大学で戦争遺跡として保存されているようですが、相当傷んでおり、補修などの措置がとられていないため、崩壊が懸念されます。是非とも対策を講じていただきたいです▲

 第二科
 枯葉剤研究室



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  建物




明治大学の第 1校舎西側にある給水ポンプ室付近に残存しています。

この建物は、鉄筋コンクリート造りの平屋で第二科の枯葉剤研究施設に使用されました。

ここでは、生物兵器の 1つであった枯葉剤の研究や実験が繰り返し行われました。なお、枯葉剤は生物兵器として一定の成果を収め、1941(昭和16)に中国の常徳・桃源で撒かれ稲などを枯らす被害を出しました。

現在、建物は明治大学の研究室に使用され、学生さん達が実験を行っています。


 第二科
 特殊兵器弾薬庫



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  地下施設




明治大学の第 1校舎西側にある給水ポンプ室付近に残存しています。

この弾薬庫はコンクリートで構築されており実用化に向け研究されていた消音ピストルや特殊爆弾の弾薬類を貯蔵していました。なお内部は 3m四方の空間が拡がっているだけで弾薬庫特有の構造とはなっておらず、換気を行うための通風口が無く、その代用なのか、窓が設けられています。

現在は、使用されておらず放置状態ですが、このまま残るものと思われます。


 第二科
 特殊兵器弾薬庫



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  地下施設




明治大学の第 1校舎中央付近の南側に残っています。

この弾薬庫はコンクリートで構築されており実用化に向け研究されていた消音ピストルや特殊爆弾の弾薬類を貯蔵していました。なお内部は 3m四方の空間が拡がっており、入口横に換気口の跡が残っています。

一時期は大学の園芸同好会の倉庫に使用していたようですが、現在は放置されています。


 軍用地境界標



 【所在】
  多摩区
  枡形 5-25付近

 【分類】
  軍用地境界標




明治大学生田キャンパスの北東にある山林に残存しています。

標柱は花崗岩製で、下部分が地中に埋まっていますが、正面には「陸軍」と刻まれており上部には「+」印が刻まれています。なお、標柱の位置より、敷地の北東端を示しているものと思われます。

なお、この周辺は昼間も日当たりが悪いので
見学には懐中電灯があるといいですよ★

 消火栓



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  その他




明治大学の図書館入口付近に残っています。

消火栓には、陸軍徽章である★マークが入り
実際は解りませんが、現役で使用されている
雰囲気があります。

消火栓がある場所は、物理的な研究を行った
第一科の敷地にあたるため、この周辺の消火
設備として設置されたものであると推測して
います。

 消火栓



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  その他




明治大学の学生会館付近に残っています。

消火栓の下部は埋もれているものの、陸軍の
徽章である★マークが確認出来ます。

消火栓がある場所は、物理的な研究を行った
第一科の敷地にあたるため、この周辺の消火
設備として設置されたものであると推測して
います。

現在は使用されていませんが、区画を設けて
整地されているため、大学で保存されている
ものと思われます。

 井戸



 【所在】
  多摩区東三田 1
  (明治大学内)

 【分類】
  その他




明治大学の第 1校舎西側にある給水ポンプ室付近に残存しています。

現在は使用されていませんが、大学の敷地内なので、このまま残るものと思われます。

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