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 埼玉県川越市の軍事遺跡一覧 収録遺構数:5 


 陸軍航空士官学校
 坂戸飛行場

 (陸軍航空士官学校
  坂戸分教所)


 所在
  川越市下広谷 ほか

 収録遺構 (4)
  飛行機掩体 3,
  軍用地境界標 1

 実地調査
  2019年 5月
  (継続調査中)










航空士官学校は、少尉以上の階級を対象に航空兵科に対する養成を行う教育機関で、入間市の向陽台周辺に施設がおかれていました。

坂戸飛行場は、航空士官学校での教育の一環で飛行練習を行う目的で1941年(昭和16)に設置され、その後は生徒数の増加によって分教所がおかれました。

坂戸飛行場の跡地は、大半が坂戸市に位置していますが、一部分は川越市にも跨がっており、飛行機掩体をはじめ、軍用地境界標が残存しています。

 浅野カーリット
 川越工場


 所在
  川越市萱沼

 収録遺構 (1)
  その他 1

 実地調査
  2010年 1月




浅野カーリットは、爆薬を製造した民間会社で1934年(昭和 9)に設立され群馬県の渋川市に原料を製造する工場がおかれました。

1936年(昭和11)に入り現在のふじみ野市内に陸軍造兵廠東京工廠福岡派出所がおかれると連携して爆薬類を製造するための工場が川越に設置され手榴弾や発煙筒・導爆線などの生産に携わりました。

太平洋戦争末期は、物資の不足によって金属に代わる陶製の手榴弾や地雷を製造し、終戦後に工場は閉鎖されましたが、全国の焼物産地から集めた陶器が周辺に廃棄されており、手榴弾の形をした陶器が多く現存しています。


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