戦争遺跡詳細 |
第三工場
【所在】 掛川市家代
【分類】 地下壕 |
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静岡よみうりカントリークラブに隣接する山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で、作業坑を持たない20m〜30m程の単独坑が周辺に点在し入口部分の多くが土砂で埋め戻されているため水没箇所が多く見られます。
現在は放置された状態が続いていますが、崩落がない限り残ると思われます。
左の写真は、東海地方探訪の権威でもある空母欲奈先生にご提供いただきましたっ★ありがとうございます♪ |
第四工場
【所在】 掛川市遊家
【分類】 地下壕 |
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静岡よみうりカントリークラブのコースの北側をはしる県道沿いの山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で 2本の坑道の最奥に連絡坑を設けて接続されているものが多く見られます。
現在は、土嚢や金網などで入口部分が封鎖されているものが大半ですが、崩落がない限り残るものと思われます。 |
通行用トンネル
【所在】 掛川市遊家
【分類】 トンネル |
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遊家地区の山林内に残存しています。
トンネルは素掘り構造で、岐路をもたない30m程の通路が山の南北を貫通しており、位置関係から第四工場から第五工場までを短絡させるために設けられた通路としての役割をもっていたものと推測しています。
現在は放置された状態が続いていますが、崩落がない限り残ると思われます。 |
関連遺構
【所在】 掛川市遊家
【分類】 その他 |
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遊家地区の茶畑内に残存しています。
この遺構の詳しい用途は判っていませんがコンクリートで造られており、上面部分にボルト痕が残っていることから、地下壕の掘削に使用された削岩機に圧縮空気を送るために設置されたコンプレッサーの台座であると推測しています。
現在は放置された状態が続いていますが、このまま残るものと思われます。 |
第五工場
【所在】 掛川市遊家
【分類】 地下壕 |
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遊家地区の山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で、連絡坑をもたない15m〜40m程の坑道が多く見られます。
現在は、土嚢や金網などで入口部分が封鎖されているものが大半ですが、崩落がない限り残るものと思われます。 |
第六工場
【所在】 掛川市本郷
【分類】 地下壕 |
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本郷地区の山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で単独坑が多いですが連絡坑を 1本設けて隣接する壕に接続しているものや連絡坑の掘削痕なども多く残り中には山の反対側まで貫通している坑道も散見されます。また、釘や木片・支保工の跡も多く残っており、工区別に考察すると操業出来る状態に一番近かったと推測しています。
現在は放置された状態が続いていますが、このまま残るものと思われます。 |
関連遺構
【所在】 掛川市本郷
【分類】 その他 |
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本郷地区の山林内に残存しています。
この遺構の詳しい用途は判っていませんがコンクリートで造られており、上面部分にボルト痕が残っていることから、地下壕の掘削に使用された削岩機に圧縮空気を送るために設置されたコンプレッサーの台座であると推測しています。
現在は放置された状態が続いていますが、このまま残るものと思われます。 |