熊谷陸軍飛行学校 児玉分教所 (陸軍第五十二航空師団 児玉飛行場)
所在 本庄市共栄 ほか
収録遺構 (1) その他 1
実地調査 2013年 5月 |
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熊谷陸軍飛行学校は、下士官や少年飛行兵に対し飛行機の操縦方法や技術などを教育するために開設された教育機関で、戦局に沿って飛行兵を拡充させる目的で1943年(昭和18)にその分教所が設置されました。
太平洋戦争の戦局が悪化すると、飛行学校は軍隊化されて第五十二航空師団の傘下に入り飛行場の設営や、各方面の特攻作戦にも従事しました。
現在、跡地は児玉工業団地に変遷しており、当時の面影がありませんが、敷地北側部分に排水路の暗渠がわずかに残っています。 |