遺構詳細 |
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第一工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕 |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する市道沿いに残存しています。
地下壕は素掘り構造で 5本の主坑道に対して16本の作業坑がアミダくじ状に接続しており延長は 1,255.3メートルを計測しました。
現在は山林内に放置されている状態で、坑道全てが完全に残存していますが、ほとんどが水没しているため見学は非常に難しいです。 |
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トイレ
【所在】 富津市佐貫
【分類】 建物 |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する山林内に残存しています。
建物は、鉄筋コンクリート製の平屋構造で、1997年(平成 9)の調査では、建物の内部までしっかり残っており、トイレ跡であることが判りましたが現在は外側のコンクリートのみ確認することが出来ます。
左の写真は、yakumo先生からの提供ですっ★ありがとうございますっ! |
関連建物
【所在】 富津市佐貫
【分類】 建物 |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する山林内に残存しています。
建物は木造の平屋構造で、屋根と側面部分にトタン板を接合し、戦後は住居に使用されていた形跡があります。
現在は山林内に放置されており、状態も悪く倒壊する可能性が高いですが、このまま残るものと思われます。 |
第二工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕 |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する国道 127号沿いに残存しています。
地下壕は素掘り構造で 2本の主坑道に対して 2本の作業坑が連絡しており、坑道総延長は 146メートルを計測しました。
1997年(平成 9)の内部調査時までは山林内に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在はゴルフ場の建設で消失している可能性があります。 |
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第三工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕
左上の写真は当方が軍跡 探訪の師匠と仰いでいる slycrow先生から提供を していただきましたっ! ありがとうございます★ |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する市道沿いに残存しています。
地下壕は素掘り構造で13本の主坑道に対して49本の作業坑がアミダくじ状に接続しており電線を引き込んだ跡や工作機械の台座などが残存しています。また、3,344.5メートルの坑道総延長を計測しており、工場内では最大規模となっています。
1997年(平成 9)の内部調査時までは山林内に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在はゴルフ場の建設で北西側の大半が完全に消失しています。 |
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第四工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕
左上の写真は当方が軍跡 探訪の師匠と仰いでいる slycrow先生から提供を していただきましたっ! ありがとうございます★ |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で 3本の主坑道に対して 5本の作業坑がアミダくじ状に接続しておりコンクリート製の空間や航空機のエンジンを冷却するのに使われたと思われる水路などが多く残存しており、実際に稼動した可能性が極めて高いです。また、215メートルの坑道延長を計測しています。
2005年(平成17)の内部調査時までは山林に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在はゴルフ場の建設で消失した可能性があります。
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第五工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕 |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で 5本の主坑道に対して 8本の作業坑がアミダくじ状に接続しており坑道延長は 468.5メートルを計測しました。
1997年(平成 9)の内部調査時までは山林内に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在はゴルフ場の建設で消失した可能性があります。 |
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第六工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕 |
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ブリストルヒルゴルフクラブの北東側に位置する山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で 3本の主坑道に対して10本の作業坑がアミダくじ状に接続しており坑道延長は 473メートルを計測しました。
1997年(平成 9)の内部調査時までは山林内に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在はゴルフ場の建設で消失した可能性があります。
どうやら、第六工場以降は実稼動を裏付ける遺構が全くなかったことから、掘削の途中で終戦を迎えたものと思われます。
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第七工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕 |
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旧道の小山野トンネルの南西に位置している山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で 4本の主坑道に対して 4本の作業坑と掘削の途中と思われる 2本の坑道がアミダくじ状に接続しており、坑道の総延長は 297.5メートルを計測しました。
1997年(平成 9)の内部調査時までは山林内に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在はゴルフ場の建設で消失した可能性があります。
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第八工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕 |
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旧道の小山野トンネルの南側に位置している山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で 3本の主坑道に対して13本の作業坑がアミダくじ状に接続しており坑道延長は 795.7メートルを計測しました。
1997年(平成 9)の内部調査時までは山林内に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在は崩落が著しく自壊している可能性があります。
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第十一工場
【所在】 富津市佐貫
【分類】 地下壕 |
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旧道の小山野トンネルの西側に位置している山林内に残存しています。
地下壕は素掘り構造で 8本の坑道群が一定の間隔で並んでおり、これらを接続する坑道が一切ないのが特徴です。なお、これらの合算延長は 272.8メートルを計測しています。
1997年(平成 9)の内部調査時までは山林内に放置されている状態で、坑道の全てが完全に残っていましたが、現在は崩落が著しく自壊している可能性があります。 |