大井海軍航空隊
所在 袋井市宇刈
収録遺構 (1) 地下壕 1
実地調査 2016年 4月
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大井海軍航空隊は、1939年(昭和14)に策定した海軍の軍備充実計画により、偵察機を使用した訓練部隊の拡充を目的として1942年(昭和17)に開隊しました。
ここには50機ほどの練習機「白菊」を使用した訓練が行われ、太平洋戦争の末期に入ると特別攻撃隊も編成されますが出撃待機状態で終戦を迎えたようです。
現在、跡地の大半が牧之原市となっていますが同航空隊の第二滑走路であった和田岡飛行場の一部が袋井市にも跨っており燃料貯蔵のための地下壕群が宇刈地区に残存しています。 |