遺構詳細 |
洞窟陣地
【所在】 藤沢市片瀬 3
【分類】 地下壕
陣地の見学は、重装備で 臨んでくださいね★
陣地北側は、日によって 水没していることがあり 危険が伴うので、絶対に 無理しないでください▲ ぬかるみに足をとられて 抜け出せなくなることが ありますよ!!
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龍口寺の東側に位置する低山の中腹に残っています。
陣地内部は素掘り構造で、掘削時に出た土を壕外へ排出するために使用されたトロッコの線路跡や、電線を引き込んだ跡が残っており坑道総延長は111.8メートルを測りました。
陣地への入口は 3箇所を確認していますが、このうち 1箇所は山の中腹部分の崖に位置し大船へと続く県道に向けて開口しているので狙撃口ではないかと推測しています。
おそらく、片瀬海岸からの上陸に備えて構築された抵抗拠点の 1つであると思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市片瀬 3
【分類】 地下壕 |
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龍口寺の北側に位置する低山の中腹に残っています。
陣地内部は素掘り構造で、掘削時に出た土を壕外へ排出するために使用されたトロッコの線路跡や、電線を引き込んだ跡・坑木などが残り、坑道の総延長は368.4メートルと藤沢市内で確認している陣地の中では最大規模を誇っています。
おそらく、片瀬海岸からの上陸に備えて構築された抵抗拠点の 1つであると思われますが第一四〇師団の司令部は片瀬におかれており壕が長大であることを視野に入れると、地下司令部として構築された可能性もあります。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市片瀬 3
【分類】 地下壕
陣地北側は崩落が激しく 水気も多いので見学時は 注意してくださいね★
陣地付近にモノレールの トンネルがあり通過時の 振動が伝わってきます▲ 陣地北側の崩落は、多分 これが原因でしょうね▲ |
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湘南モノレールの目白山下駅の南西側にある児童公園裏手の低山に残存しています。
陣地内部は素掘り構造で、掘削時に出た土を壕外へ排出するために使用されたトロッコの線路跡が残っており、最北部にあたる入口は大船へと続く県道に向けて大きく開いており重火器が据えられた雰囲気があります。なお坑道総延長は138.5メートルを測りました。
おそらく、片瀬海岸からの上陸に備えて構築された抵抗拠点の 1つであると思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市片瀬 3
【分類】 地下壕 |
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湘南白百合学園高校の南側にある低山に残存しています。
陣地の内部は素掘り構造で、Y字型を呈する小規模なものですが、排水溝が備わっており造りはしっかりしています。
この周辺には、複数の洞窟陣地が構築されていることもあって、この壕も片瀬海岸からの上陸に備えて構築された陣地の 1つであると推測しています。
なお、入口は民家の庭先に位置しているため詳細な位置の公表は控えさせてくださいね★ |
洞窟陣地
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下壕 |
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新林公園の南東側に位置する山の中腹部分に残存しています。
陣地内部は素掘り構造で、2箇所ある入口は大きく開いており、重火器が据え付けられた雰囲気があります。
おそらく、片瀬海岸からの上陸に備えて構築された抵抗拠点の 1つであると思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下壕 |
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新林公園の北西側に位置する山林の麓部分に残存しています。
陣地内部は素掘り構造ですが、入口を金網で塞いでいるため、内部の詳細は判りません。
入口部分を覘いてみると、洞窟陣地のような坑道が奥に続いているのが判るので、周辺に残存する洞窟陣地と同様で、片瀬海岸からの上陸に備え、迎撃する目的で構築された抵抗拠点の 1つであると推測しています。 |
洞窟陣地
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下壕 |
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新林公園の中央部に位置する山の中腹部分に残存しています。
内部は素掘り構造で、掘削途中であったのか岐路をもたない直線坑道が20メートルほど続いています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
洞窟陣地
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下壕
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新林公園の中央部に位置する山の中腹部分に残存しています。
陣地内部は素掘り構造で、2箇所ある入口はいずれも崩落していますが坑道部分は崩落が少なく状態は良好です。また、坑道総延長は47.5メートルを計測しています
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下壕
入口部分は、匍匐状態で 何とか入れる状況なので 見学は難しいです・・・
内部はモグラやネズミ・ アナグマなどの巣になり これらに遭遇することに なるので、慎重に進んで くださいね▲
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新林公園の南西側に位置する山の中腹部分に残存しています。
陣地内部は素掘り構造で、2箇所ある入口はいずれも崩落して約60センチ程度の隙間しかありませんが、主坑道部分は崩落が少なく、状態は良好です。また、坑道の中央部分より北に向けて、棲息部のような部屋状の空間がありますが、掘削途中で終戦を迎えたようで奥の方は未拡張状態で放置された跡が残っています。
おそらく、片瀬海岸からの上陸に備えて構築された抵抗拠点の 1つであると思われます。 |
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関連遺構
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 その他 |
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新林公園の南西側に位置する山の中腹部分に残存しています。
この遺構はコンクリートで構築されており、円形の構造物を支えていたと思われる台座に見えますが、詳細は解っていません。
この遺構の背面に、陣地と思われる地下壕が構築されているので、これに関係するものと推測していますが、新林公園の山頂に、当時軍需工場であった東京螺子(現:ミネベア)を防衛するための高射砲台もあったようなのでこれに関係する遺構であるかもしれません。 |
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防空監視所
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下施設 |
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新林公園の南西側に位置する山の中腹部分に残存しています。
この遺構の詳細な用途は判っていませんが、鉄筋コンクリートで造られており、監視用の細い窓が北西方向に設けられていることと、高台に位置しているため、山頂部におかれた高射砲台と連携するための防空監視所と推測しています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
防空監視所
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下施設 |
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新林公園の南西側に位置する山の中腹部分に残存しています。
この遺構の詳細な用途は判っていませんが、鉄筋コンクリートで造られており、監視用の細い窓が南西方向に設けられていることと、高台に位置しているため、山頂部におかれた高射砲台と連携するための防空監視所と推測しています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
洞窟陣地
【所在】 藤沢市川名 (新林公園内)
【分類】 地下壕 |
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新林公園の南西側に位置する山の中腹部分に残存しています。
内部は素掘り構造ですが、坑道の一部区間にコンクリートで補強した跡や、支保工の跡が残っており、坑道の総延長は97メートルを計測しています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市大庭 (大庭城址公園内)
【分類】 地下壕 |
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大庭城址公園の西側にあたる斜面に残存しています。
内部は素掘りで、坑道総延長は62メートルを計測しており、東から西へ向かうようにして少しずつ上がっていくような陣地特有の階層構造であることが判ります。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市大庭 (大庭城址公園内)
【分類】 地下壕 |
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大庭城址公園の西側にあたる斜面に残存しています。
内部は素掘りで階層構造となっており、坑道総延長は69メートルを計測しました。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市大庭 (大庭城址公園内)
【分類】 地下壕 |
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大庭城址公園の南西にあたる斜面に残存しています。
内部は素掘りで、坑道総延長は94メートルを計測しており、北から南へ向かうようにして少しずつ上がっていくような陣地特有の階層構造であることが判ります。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。 |
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洞窟陣地
【所在】 藤沢市打戻
【分類】 地下壕 |
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藤沢市少年の森付近の山林に残っています。
残念ながら全ての入口が封鎖されているので内部に入ることは出来ませんが、師団配下の歩兵第四〇四連隊の司令部がおかれた御所見地区に近い場所に位置しているため関連する陣地の 1つであるものと推測しています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。
左の写真は重鎮として名高い誉先生より提供いただきました。ありがとうございますっ♪ |
洞窟陣地
【所在】 藤沢市打戻
【分類】 地下壕 |
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藤沢市少年の森付近の山林に残っています。
残念ながら全ての入口が封鎖されているので内部に入ることは出来ませんが、師団配下の歩兵第四〇四連隊の司令部がおかれた御所見地区に近い場所に位置しているため関連する陣地の 1つであるものと推測しています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。
左の写真は重鎮として名高い誉先生より提供いただきました。ありがとうございますっ♪ |
洞窟陣地
【所在】 藤沢市打戻
【分類】 地下壕 |
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藤沢市少年の森付近の山林に残っています。
残念ながら全ての入口が封鎖されているので内部に入ることは出来ませんが、師団配下の歩兵第四〇四連隊の司令部がおかれた御所見地区に近い場所に位置しているため関連する陣地の 1つであるものと推測しています。
現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。
左の写真はすじ先生から提供となりますっ★ありがとうございますっ♪ |