陸軍第十七飛行師団 調布飛行場
所在 調布市西町 ほか
収録遺構 (4) 軍用地境界標 2, その他 2
実地調査 2018年 9月
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調布飛行場は、現在の東京都が公共に使用する 目的で、1941年(昭和16)に開設されましたが、 太平洋戦争の開戦に伴って陸軍が接収し、首都 防衛の拠点として使用され、第十七飛行師団が その任務に就きました。
1944年(昭和19)に入ると戦局が逼迫し、爆撃の ために周辺上空を飛来するアメリカ軍戦闘機を 撃退するために出動して戦果を出しましたが、 最終的に特攻作戦の支援を担当することになり 部隊は鹿児島の知覧に移動しました。
戦後、飛行場はアメリカ軍に接収されましたが 現在は日本に返還されて都が運営する飛行場に 活用しています。また、この周辺の敷地も東京 スタジアムが建設され、当時の遺構はほとんど 消失しているようですが、飛行場の北にあたる 区域に少しだけ残っています。また、小島町の郷土博物館にも軍用地境界標が保存されており簡単に見学することが出来ます。
| 調布飛行場の敷地は 調布・府中・三鷹の 3市に跨ってます★ |
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