陸軍第一五二師団 抵抗拠点陣地

戦争遺跡詳細  10センチカノン砲陣地  【所在】 　 旭市塙  【分類】 　 地下施設 旧飯岡町内となる塙地区の南に展開している農地内の林の中に残存しています。 内部は全面コンクリート製で、砲室の背部は土砂で埋められていますが、砲を据え付けるための窪みや砲側弾薬庫と思われる部屋状の空間などが残っています。 現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。  観測所  【所在】 　 旭市塙  【分類】 　 地下施設 旧飯岡町内となる塙地区の南に展開している農地内の林の中に残存しています。 内部は全面コンクリート製で観測用の丸穴や通信室と推測する空間が非常に良好な状態で残っています。 現在は放置されている状態が続いていますがこのまま残るものと思われます。  戦闘指揮所  【所在】 　 旭市塙  【分類】 　 地下施設 旧飯岡町内となる塙地区の南西部に位置する海寄りの山の高台に残存しています。 内部は、鉄筋コンクリート製の半地下構造で部屋のような空間が 3箇所と、飯岡海水浴場方面に向けた観測口があり、それぞれ通路で結ばれています。また、仕切扉の跡や配線の跡と思われる木枠や、窓と思われる掘り込みなども見ることが出来ます。 現在、観測口を除き全ての入口が開いているため見学することが可能です。  観測所  【所在】 　 旭市三川  【分類】 　 地下施設 旧飯岡町内となる三川地区の北部に位置する浅間神社の参道脇に残存しています。 内部はコンクリート製ですが、一部は鉄筋の代用として竹を用いていることが把握出来る箇所があります。また、通風口がある部屋が  1つと、飯岡海水浴場方面に向けた観測口があり、電線を引き込んでいた跡である木片や釘が随所に残っています。 現在は、放置されているので見学することが可能ですが、唯一の入口部分は土砂の堆積が著しいため注意が必要ですっ★  洞窟陣地  【所在】 　 旭市三川  【分類】 　 地下壕 旧飯岡町内となる三川地区の北部に位置する浅間神社の参道脇に残存しています。 内部は掘り構造で、複数ある入口部分は木柵などで封鎖されており、坑道の大部分が埋め戻されている状態で、容易に立ち入ることが出来ず、使途は解りませんでしたが、周辺で抵抗拠点の陣地構築を行っていたのは間違いないので、この壕も洞窟陣地の 1つであると判断しました。 調査当時は、千葉県の抵抗拠点に対する調査意識が相当低かったため、このあたりの周辺調査をリトライしてみますっ★ 　Music By ―― 騒音の無い世界

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