千住製絨所 (陸軍千住製絨所)
所在 荒川区南千住 6
収録遺構 (3) その他 3
実地調査 2013年 7月 |
|
千住製絨所は、殖産興業の一貫として毛織物の生産を行うことを目的として1879年(明治12)に開設されました。
1888年(明治21)には、陸軍省の所轄下となって軍服などに使用する布地類や毛糸などを生産し終戦まで機能が存続しました。
戦後、施設は民間企業に払い下げられ、暫くは引き続き毛織物の生産を行いましたが、現在は閉業しており、敷地は都立荒川工業高校や荒川総合スポーツセンター・商業施設などとなり、当時の建物などは消失していますが、境界塀の一部と車止めがわずかに残っています。 |